ヒラタハネカクシ
これも以前に一度出しているヒラタハネカクシです。体長は約4mmで前回撮影した2個体より小さく、大顎も小ぶりです。雌雄の違いをどこで見分けるのか分かりませんが、雌ではないかと思います。
(2019.01.24・学が丘北公園)
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これも以前に一度出しているヒラタハネカクシです。体長は約4mmで前回撮影した2個体より小さく、大顎も小ぶりです。雌雄の違いをどこで見分けるのか分かりませんが、雌ではないかと思います。
(2019.01.24・学が丘北公園)
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ツヤツツキノコムシ Octotemnus laminifrons は昨年5月にも出していますが、今回は朽ち木の樹皮下から出てきました。気温が低いせいかあまり動き回らずにいてくれたので、前回は捉えられなかった角度からこのユニークな形の頭部を撮影することが出来ました。
このスタイルで体長が2ミリでなく、せめて2センチもあったら子供たちの人気者になれたことでしょう。
大顎は上下2段構えの構造で、上の分枝は角のように上方に反り返り、下の分枝は短いながら鋭い歯を備えています。
上に反り返った分枝はピントを外れて見えませんが、下の分枝の歯が見えています。
(2019.01.24・学が丘北公園)
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以前にも出したペラネモプシス Peranemopsis の一種ですが、前回より高倍率で撮ったので鞭毛の動きが分かりやすくなったと思います。
途中、通りかかった珪藻を鞭毛の先で探っているように見えますが、多分そう見えるだけなんでしょうね。
(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集・2019.01.20撮影)
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今回も動画のみ。これはケルコモナス Cercomonas の一種だと思います。
2本の鞭毛を持つ鞭毛虫ですが、細胞の後半部がアメーバのように変形します。鞭毛のうち1本を前方に伸ばし、1本を後ろに曳いて移動していますが、アメーバ状の後半部が後に長く伸びて今にもちぎれそうに見えながら、再び縮んで本体に吸収されるところはなんとも不思議な光景です。
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少々大げさなタイトルを掲げましたが今回は動画だけです。
移動中の小型のアメーバを撮影していると、行く手にあった透明の泡状の物体に接触し、それを後部にくっつけたまま方向を転じて移動を続けていたのですが、やがてその泡を包み込もうとするように仮足を拡げ始めたと思ったら、突然泡が破裂してしまいました。
このアメーバはサッカメーバ Saccamoeba 属の一種ではないかと思いますが、違うかも知れません。たまたま接触したこの泡状物体を餌と認識していたようにも見えますが、実際はどういうことだったんでしょうね。
(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集・2019.01.20撮影)
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* 2019.12.19・追記とタイトル変更 *
やはりマルサヤワムシ科でした。ネット上を探すと crucigera (Dutrochet, 1812)として、このワムシによく似た画像が多数出てきます。写真を見比べる限り違いは無さそうなので、おそらく同種でしょう。「ヒルガタワムシ科」としていたタイトルを変更します。
このワムシ、細長い管室から出入りしているので最初マルサヤワムシの仲間かと思ったのですが、背触手が長く、腹触手が見えないといった特徴から考えるとどうもヒルガタワムシ類(ヒルガタワムシ目 Bdelloidea)のようです。この仲間に管室を作る種があるということは知りませんでしたが、手元の図鑑によればドロヒルガタワムシ科(Habrotrochidae)の一部にそういう種があるそうです。ただ、形態からはミズヒルガタワムシ科(Philodinidae)が近いように思えます。
(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集・2019.01.05撮影)
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珪藻が画面を横切っていくだけの動画です。
ハスフネケイソウ属(Neidium)の一種だと思います。
(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集・2019.01.05撮影)
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ムクノキの樹皮を剥がすといつものハイイロチビフサヤスデの集団。またかと思いながら念のためその周りをルーペで調べていると見覚えのあるダニがいました。以前に一度だけ撮影しているオソイダニ科 Cunaxidae の一種です。
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アラカシの葉裏に、カシトガリキジラミの終齢幼虫がたくさんついていました。
以前、3月中旬に多数の成虫が羽化してくるのを見たことがありますが、すでにこの季節に終齢まで成長しているとは意外でした。
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葉の裏を覗いて歩いてもほとんど何も見つからないので、足元の石をひっくり返してみると小さな白い虫がぽつぽつとくっついていました。ナガワラジムシの一種の子どもたちだと思います。もともと成体でも色の薄い種のようですが、幼体は透明感があってなかなか奇麗なものです。
体長約1.2mm。体内に走る茶色い帯は消化管の中の食物でしょうか。
顔がぼけていますが、同じくらいの大きさの別個体です。脚は6対ですね。
(2019.01.14・明石公園)
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* 2019.02.12・タイトル変更 *
時鳥庵 庵主さまより、「Scirtothrips属だと思います。」とのご教示をいただきましたのでタイトルに属名を入れました。
ムクノキの樹皮下にいたアザミウマです。
季節の割には気温の高い日だったせいかすぐに歩き始め、数枚撮ってから角度を変えようとファインダーから目を離したのが間違いで、そのまま見失ってしまいました。手近な割れ目にでも潜り込んでしまったのでしょう。
体長は約0.8mmです。以前の記事でSOさんから「Dendrothrips属だろう」と教えていただいたものに大きさも色合いも似ていますが、前胸背板の形などはっきり異なる部分もあり、別種と思われます。
(2019.01.14・明石公園)
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ゾウミジンコの死骸の内部に多数の繊毛虫が入り込んでいました。すべて同じ種ではなさそうですが、多いのは長さ40µm前後で洋梨型の種です。2018.05.20の記事の2・3枚目も同じ種かも知れません。テトラヒメナ属 Tetrahymena の一種ではないかと思いますが、よく似たグラウコマ属 Glaucoma と言うのもあって、両者の見分け方がよく分かりません。
例によって、動画の方が全体の形態がよく分かります。
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細胞分裂途上の鞭毛虫を見つけました。
見つけた時にはすでに両手で持った餅を左右に引きちぎる途中のような状態で、それぞれの片割れから2本の鞭毛が伸びていました。
見ていると2個の細胞を繋ぐ橋が段々細くなり糸のようになって、最後にはほとんど見えなくなりましたが、どの時点で完全に分離したのかはよく分かりません。ひょっとしたら動画の最後でもまだ繋がっていたのかも知れません。
分裂後の大きさは10µmくらいで、使用したレンズでは細部がよく見えず、名前も分かりません。編集ソフトでコントラストを上げています。
(2018.12.29・明石公園 桜堀にて採集)
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ハラアシワムシ属(Gastropus)の一種です。
昨年6月に出したものと比べると体長が半分程度で、また体色も前回のものが大部分濃い緑色をしていたのに対してこれはほぼ無色透明なので別種ではないかと思います。
この属はミドリワムシ属(Ascomorpha)とともにハラアシワムシ科に含まれますが、この科のワムシは被甲が無いか、ごく薄い被甲を持つということです。そのせいだと思いますが、下の動画を見ていても体が非常に柔軟そうに見えます。
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大型の繊毛虫、ブルサリア Bursaria(フクロミズケムシ)の一種です。ちょうど1年前にも同じタイトルで出していますが、その時のものよりやや小型で、形もずんぐりしています。別種なのかもしれません。
動画です。
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これはカザグルマケイソウ Actinoptychus の一種です。
写真に写っている8個の細胞のうち画面上の4個と右下の1個は殻の上面にピントが合っていますが、残りの3個は奥の方にピントが来ています。これは多分細胞が複数個積み重なって段差が出来ているのためではないかと思います。
円筒を輪切りにしたような形の細胞の蓋と底に当たる面は放射状に区分けされていて、凸部と凹部が交互に並んでいます。これは凸部にピントを合わせているのですが、左の細胞はかなり、右の細胞も少し傾いていてぼやけた部分があります。また凸部の外縁部に把手のような、あるいは紐を通す輪のような突起が見えます。
これは凹部の殻面にピントを合わせたもの。凸部の殻の下の葉緑体が見えています。
(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)
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これはディレプタス属 Dileptus の一種だと思います。細胞の前端部が象の鼻のように長く伸びた大型の繊毛虫ですが、今回見つけたものは特に大きく、体を伸ばすと1mmほどにもなります。
ここで動画を1本。
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あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
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