ワムシを呑み込むディレプタス属の一種
これはディレプタス属 Dileptus の一種だと思います。細胞の前端部が象の鼻のように長く伸びた大型の繊毛虫ですが、今回見つけたものは特に大きく、体を伸ばすと1mmほどにもなります。
ここで動画を1本。
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コメント
こんにちは、動画拝見しました。ディレプタスはすごいですね。ワムシをひと飲みはすごい。細胞が動いていますね。池のどこに潜んでいるのでしょうか。桜堀は、水深何メートルなのですか。ゾウミジンコの写真もありましたが、明石公園には何でも生息しているのですね。
投稿: 顕微鏡道楽 | 2019年1月 7日 (月) 13時16分
顕微鏡道楽さん、こんばんは。
これまで大型のクチサケミズケムシなどでは体内にワムシの残骸らしきものを持っているのを見たことはありますが、実際に呑み込む場面に遭遇したのは初めてで、ちょっと興奮しました。
桜堀の水深は調べたことがないのですが、そんなに大きな堀ではないのでたいして深くはないと思います。それでも明石城の堀ですからおそらくかなり古いもので、その分色々な微生物がいるのかも知れませんね。
投稿: おちゃたてむし | 2019年1月 7日 (月) 20時53分