ツヤツツキノコムシ
ツヤツツキノコムシ Octotemnus laminifrons は昨年5月にも出していますが、今回は朽ち木の樹皮下から出てきました。気温が低いせいかあまり動き回らずにいてくれたので、前回は捉えられなかった角度からこのユニークな形の頭部を撮影することが出来ました。
このスタイルで体長が2ミリでなく、せめて2センチもあったら子供たちの人気者になれたことでしょう。
大顎は上下2段構えの構造で、上の分枝は角のように上方に反り返り、下の分枝は短いながら鋭い歯を備えています。
上に反り返った分枝はピントを外れて見えませんが、下の分枝の歯が見えています。
(2019.01.24・学が丘北公園)
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