セスジデオキスイ属の一種?(?Brachypeplus )
伐採木の樹皮をめくってこの虫を見つけた時はずんぐりしたハネカクシだと思ったのですが、帰宅して写真を調べるとケシキスイの仲間でした。ただ保育社の甲虫図鑑には特徴の一致するものがなく、それでもなんとなく Brachypeplus(セスジデオキスイ属)に近そうなので属名で検索してみると、よく似た標本画像がいくつか見つかりました。どれも海外サイトで、また保育社の図鑑に掲載されている同属の2種も国内の分布域は琉球諸島だけのようです。
しかしさらに探すと、いつも拝見している「害虫屋の雑記帳(ブログ人の保存版)」に、セスジデオキスイの一種 Brachypeplus sp.として標本画像が掲載されていました。「西宮市の埋め立て地で、工場のライトトラップに捕獲された」ものだそうですが、下の写真と同じもののように見えます。場所も近所なので、同種の可能性が高そうです。
周りはトビムシだらけでしたが、餌にはならないんでしょうかね。
(2019.01.24・学が丘北公園)
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