ダルマタマゴクロバチの1種(Baeus sp.)
ケヤキの幹から小さな樹皮のかけらを剥ぎとって、その裏を歩き廻る小さなダニを追いかけていたところにこの黒い奴が触角をふりふり視野に入ってきました。
初めて見る無翅のタマゴクロバチで、こいつは久々の見つけものだと思いながら撮影をはじめたところ、なんと2回シャッターを切っただけで見失ってしまいました。それもクモのシートに半分隠れた1枚と後ろ向きの1枚で、残念。
よく似た種は以前にAclerisさんが「いもむしうんちは雨の音(旧)」で紹介されていて、Baeus属(ダルマタマゴクロバチ)の一種のようです。このハチはノミのように跳ねるという得意技を持っているそうで、Aclerisさんの別の記事の動画にも見事にその瞬間が捉えられています。2枚撮っただけで見失ったのもその特技のせいかと妙に納得した次第です。
(2019.03.01・明石公園)
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