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2019年3月15日 (金)

ツヤナガヒラタホソカタムシ

5年前にも出していますが、朽木の樹皮下ではお馴染みの、ツヤナガヒラタホソカタムシ Pycnomerus vilis です。
保育社の甲虫図鑑ではホソカタムシ科 Colydiidae に分類されていますが、最近になってホソカタムシ類はムキヒゲホソカタムシ科 Bothrideridae とコブゴミムシダマシ科 Zopheridae に分けられたようで、本種は後者に含めれています。

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大きい方で体長約4.2mm。

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顔面に一対の凹陥部があって、鼻の穴みたいに見えます。

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これは大きい方。

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同じく大きい方の個体ですが、裏返してみました。小さなダニがついています。それに(この写真では分かりにくいですが)左中脚は根元から、左後脚は跗節が失われています。樹皮下の生活も楽ではないんでしょう。

(2019.03.08・学が丘北公園)

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