コハリダニの一種(改題)
* 2024.10.10・タイトル変更 *
当初「ハダニの一種(?)」としていましたが、ito さんよりコメントをいただき、コハリダニの一種と教えていただきましたので、タイトルを変更しました。
モチノキの葉をこんな風に黒く変色させた犯人は、お馴染みのタイワントガリキジラミだろうと思ったのですが・・・。
ハダニの一種でしょうか。体長は約0.25mmです。周りの卵を産んだ雌のようです。
卵は長円形で長さは、01mm足らず。周囲の色反射か、変な色に写ってしまいました。
隣の窪みには孵化直後らしい幼虫もいました。体長.01mmちょっとで、脚は3対のようです。
「虫こぶハンドブック」によれば植物にゴールを作るダニはほぼフシダニ科に限られているようですが、これはフシダニには見えません。あるいはこのゴールを作ったのはやはりタイワントガリキジラミで、ダニは家主が立ち退いた後の空き部屋に入っただけなのかも知れません。
(2019.04.18・明石公園)
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コメント
こんにちは。これはコハリダニ科の一種です。
投稿: ito | 2024年10月 9日 (水) 14時39分
itoさん、
コハリダニ科という名前も初めて知りました。これも捕食性なんですね。
虫を撮っているとこんなダニもよく目にとまるんですが、何しろ小さくて名前もなかなかわからないので最近は通り過ぎてしまうことが多くなっていました。
こうやって名前を教えていただくと、また探してみようという気になります。
この度はたくさんのご教示をいただきありがとうございました。
投稿: おちゃたてむし | 2024年10月 9日 (水) 20時01分