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2019年4月27日 (土)

ハダニの一種(?)

モチノキの葉をこんな風に黒く変色させた犯人は、お馴染みのタイワントガリキジラミだろうと思ったのですが・・・。

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念のため裏返してみました。

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キジラミではありません。

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ハダニの一種でしょうか。体長は約0.25mmです。周りの卵を産んだ雌のようです。

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卵は長円形で長さは、01mm足らず。周囲の色反射か、変な色に写ってしまいました。

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隣の窪みには孵化直後らしい幼虫もいました。体長.01mmちょっとで、脚は3対のようです。

「虫こぶハンドブック」によれば植物にゴールを作るダニはほぼフシダニ科に限られているようですが、これはフシダニには見えません。あるいはこのゴールを作ったのはやはりタイワントガリキジラミで、ダニは家主が立ち退いた後の空き部屋に入っただけなのかも知れません。

(2019.04.18・明石公園)

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