カイアシ類の一種
近年瀬戸内海の魚が減り続けているそうです。下水の普及や河川の改修による貧栄養化による植物・動物プランクトンの減少が主な原因ではないかと言われていますが、たまに近所の海でネットを曳くだけでも獲れるプランクトンが種類・量ともに10年前に比べてはるかに少なくなっていることは実感できます。
フィルムカメラ時代に何度も撮影したものの中にも、現在の機材で撮りなおしたいと思いながら未だに再会出来ない種類がたくさんあります。この日も久しぶりにネットを曳いてきたのですが、収穫はまったく期待外れでした。
下は乏しい収穫の中でちょっと気に入ったカイアシ類です。綺麗な叉肢 を持っていて、ちょっとこちらに似ていますが別種のようです。
(2019.04.26・西舞子海岸にて採集)
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