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2019年6月11日 (火)

ピキシコラ属の一種(Pyxicola sp.)

以前掲載したコスルニア Cothurnia と同じく筒状の殻に収まったツリガネムシの仲間ですが、こちらには「蓋」があります。

Pyxicola-sp
殻の中に見える楕円形の塊は分裂途上の娘細胞だと思います。「蓋」はオペルキュルム operculum と呼ばれていて、細胞が殻(ロリカ)の中に引っ込んだ時に口を閉じる仕組みになっています。巻貝の蓋のようなものでしょうか。上の写真では頭部の横にくっついている、殻と同じ色の小片がそれです。
蓋が閉まった状態の写真は撮り忘れたので 、下の動画でご覧ください。

(2019.05.25・西区伊川谷の溜池にて採集)

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