コガタツボワムシ(Brachionus angularis)
これはコガタツボワムシ Brachionus angularis だと思います。
日本淡水プランクトン検索図説によればこの種は被甲の形やその前・後縁に生じる突起の有無や形によっていくつもの変種に分けられているようですが、下の動画に登場する2個体はいずれも基本形(ver.angularis)としてよさそうです。
こういう厚みの大きい対象の全体の形をひと通り把握するには、ピントの浅い静止画ではかなりの枚数が必要ですが、動画で、特に相手が自分で動いている場合はピント位置が連続的に移動するので好都合です。この動画でも必要な場所で再生を止めながら見ていくとこの種(変種)の特徴とされている形態はほぼ確認できます。
(219.05.17・明石公園桜堀にて採集)
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