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2019年7月27日 (土)

モチノキタネオナガコバチ

この日、イヌビワの葉の上で1匹のモチノキタネオナガコバチ Macrodasyceras hirstum の雌を見かけました。そう言えばちょうどこのハチの羽化が始まっている頃だと気が付いて、以前に多数の雌雄を見たモチノキを見に行くと、いました。

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沢山の実をつけたモチノキのあちこちで雄たちが集まって雌の出てくるのを待っています。

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すでに雌の脱出口の開いた実の上の雄は興奮状態で、しきりに翅をはばたかせながら駆け回り、時々立ち止まっては穴を覗き込んでいます。このあたりの行動はニッポンオナガコバチイスノキモンオナガコバチと変わりがありません。

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周囲にはライバルも数匹いて穴の前の特等席を狙っています。

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こちらではまだ脱出口が開いていませんが、実の表面が円く変色していて、表皮のすぐ下まで掘り進んだ雌が穴を貫通させるタイミングを計っているのだろうと思います。1匹の雄が根気強く待機していますが、この段階ではまだ大騒ぎはしないようです。

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ニッポンオナガコバチと同様、雄の中には褐色の部分の多い体色をした個体もいます。

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かなり粘りましたが雌の誕生の瞬間はついに見られず。しかし脱出を終えた雌ははあちこちにいて、雄に捕まっているものもいました。

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交尾です。

手持ち撮影で見苦しい映像ですが、雄たちの動画も撮ってみました。

実の周囲を頻繁に駆け回るのは、やはりライバル雄を遠ざけておくためでしょうか。

(2019.07.24・明石公園)

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