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2019年7月 9日 (火)

カブリダニ科の一種の卵(改題)

* 2024.10.10・改題 *

当初何者の卵が見当もつかず、「クスノキの葉裏の不明卵」としていたのですが、itoさんからコメントをいただき、カブリダニ科の一種の卵と教えていただきました。カブリダニ類は捕食性で、ハダニやアザミウマ類などの害虫の天敵として、生物農薬としての利用も進められているそうです。

クスベニヒラタカスミカメの若齢幼虫を撮影したついでに、その卵が見つからないかと手近の葉をとってルーペで覗いているとこんなものが見えました。

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水滴のような小さな粒が三つ並んでいます。

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横から見ると、葉面ではなくその上に張られた細い糸に付着しています。

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最初何かの液体か粘液の球かと思ったのですが、拡大して見るとやはり卵のようです。鶏の卵のような、典型的な卵型をしていますが、少なくともカメムシのものではなさそうです。

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大きさは長径が0.15~0.16mmくらい。大きさからするとハダニ類でしょうか。そう言えば以前に同じクスノキの葉裏でこんなものも見ています。

(2019.07.03・)

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コメント

ハダニを捕食するカブリダニ科の一種の卵です。

投稿: ito | 2024年10月 9日 (水) 14時40分

itoさん、
こんな卵の正体が判明するとは思いませんでした。
成虫の捕食の様子も見てみたいですね。ありがとうございました。

投稿: おちゃたてむし | 2024年10月 9日 (水) 19時50分

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