ネコハグモの交接

頭上のクワの葉の裏を眺めていて、最初ゴミかと思ったのが目を凝らすと獲物を捕えたクモのように見えてきてたので、その葉を引っ張り下ろしてカメラのファインダーで覗くと交接中のネコハグモの雌雄でした。

取っ組み合っているように見えますが、両者ほとんど動きません。

傍らの白い塊はこの雌の産んだ卵嚢だと思いますが、産卵後も交接するんでしょうか。

左の黒いのが雄ですね。大きな触肢を雌の腹部に押し付けています。

雄の触肢に半透明の袋のような部分が見えます。この中に精子が詰まっているんでしょうか。

（2019.06.01・明石公園）

ゴミグモの雄

イヌビワの葉の下に、黒いゴミグモのオスがぶら下がっていました。
以前に見た時もやはり葉の下にぶら下がった状態でしたが、ネット上の画像を探してもゴミグモの雄が雌と同じような巣に陣取っている画像が出てきません。この種の雄は巣を張らないんでしょうか。だとすればどうやって獲物を捕えるんでしょうね。

写真をよく見れば体の前方に放射状に伸びる糸が何本か見えますが、獲物を捕えるための網のようには見えません。
この状態で頭端から腹端の突起の先まで約９mmです。

葉をつまんで撮影しようとすると横向きになりました。

（2019.05.16・明石公園）

エキスハエトリ

空き地に積み上げられた伐採木の上で、エキスハエトリが何か捕まえていました。

獲物は別のクモでした。

雄のようです。第１脚が太いですね。

（2019.04.18・明石公園）

ユスリカを捕えたウロコアシナガグモ

真冬並みの寒い日でしたが、キンモクセイの葉の裏でウロコアシナガグモがユスリカを捕えていました。

（2019.2.15・明石公園）

ヒメカラスハエトリ？

カラスハエトリの幼体だろうと思って撮ったのですが、ネット上の画像をいくつか眺めているとヒメカラスハエトリの雌によく似ているような気がしてきました。その種だとすると、体長が５mmほどあるので成体でしょう。しかし両種の外見はよく似ていてともに模様には変異が大きいようなので、この写真で判別するのは無理なのかも知れません。

（2018.09.18・明石公園）

アオオビハエトリ

葉の上で、しきりに万歳を繰り返していた雌のアオオビハエトリです。よく見る行動ですが、誰に向かってディスプレイしているんでしょうね。

（2018.08.30・学が丘北公園）

トゲグモ

薄暗い林の中を歩いていて道の真ん中に張られたクモの巣に頭から突っ込んでしまい、悪態をつきながら後退すると、目の前に地面にすーっと降りてきた犯人はまだ一度しか見ていないトゲグモでした。

今回も雌でした。

その後しばらく歩いていてもう一匹、今度は巣に引っかかる前に見つけました。

（2018.08.06・神戸市北区）

アリグモ♀

カキの葉の上で、雌のアリグモが獲物を捕らえていました。

犠牲者はハネアリのようです。

獲物の頭部の付け根にがっちり牙を食い込ませています。

（2018.07.23・明石公園）

オオヒメグモ

イヌビワの葉裏でクモを捕えていたクモです。
オオヒメグモの雌だと思いますが、体長が３mmくらいしかないのでまだ幼体なんでしょう。獲物のクモはすでに吸い殻に近い状態で、種類は分かりません。

（2018.07.23・明石公園）

クロヤマアリを捕えたアズチグモ幼体

アベマキの葉の先から黒いアリがぶら下がっています。

やはりクモの仕業でした。

アズチグモの幼体だと思います。アリはクロヤマアリですね。

頭の付け根あたりにしっかり噛みついています。アリさんも、やはりここが急所なんでしょうか。

（2018.07.11・明石公園）