カテゴリー「海のプランクトン」の132件の記事

2019年1月 7日 (月)

カザグルマケイソウ(Actinoptychus sp.)

これはカザグルマケイソウ Actinoptychus の一種です。

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写真に写っている8個の細胞のうち画面上の4個と右下の1個は殻の上面にピントが合っていますが、残りの3個は奥の方にピントが来ています。これは多分細胞が複数個積み重なって段差が出来ているのためではないかと思います。

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円筒を輪切りにしたような形の細胞の蓋と底に当たる面は放射状に区分けされていて、凸部と凹部が交互に並んでいます。これは凸部にピントを合わせているのですが、左の細胞はかなり、右の細胞も少し傾いていてぼやけた部分があります。また凸部の外縁部に把手のような、あるいは紐を通す輪のような突起が見えます。

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これは凹部の殻面にピントを合わせたもの。凸部の殻の下の葉緑体が見えています。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)


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2019年1月 4日 (金)

渦鞭毛藻の一種(Cochlodinium sp.)

海で採集した渦鞭毛藻類の一種です。
コクロディニウム属 Cochlodinium ではないかと思いますが、細胞表面を走る縦溝・横溝の配置が写真では不明瞭で、確実ではありません。

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写真では鞭毛も見えませんが、次の動画で横鞭毛の運動がどうにか確認できます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2019年1月 3日 (木)

ウズムシの一種?

これはウズムシの一種だと思いますが、はっきりしません。シャーレの底を滑るように、かなりの速さで移動していましたが、カバーガラスの下に閉じ込めるとあまり動かなくなってしまいました。
体表の繊毛の動きが波のように見えます。

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動画です。


(2018.12.27・西舞子海岸にて採集。)

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2019年1月 2日 (水)

カイアシ類の一種

近所の海で採集したカイアシ類 Copepoda の一種です。カラヌス目(ヒゲナガケンミジンコ目)だと思いますが、それから先はさっぱり分かりません。

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付属肢の先が羽毛のように枝分かれして、その上赤いので非常に目立ちます。

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動画です。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2019年1月 1日 (火)

クリマコスフェニアの一種(Climacosphenia sp.)

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

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初日の出のつもりで選んだのですが、ちょっと無理がありますか?
これはネット採集で入ってきたものですが本来付着性の珪藻で、クリマコスフェニア属Climacospheniaの一種だと思います。下田海洋プランクトン図鑑というサイトにC. moniligeraという種の生体画像が出ていて、よく似ています。

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シャーレの水中で漂っているのを見ると八重の花のような立体的な群体なのですが、カバーガラスで押さえつけると全く重ならずに綺麗に拡がってくれました。

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見たところ平面的ですが細胞にはかなり厚みもあるようで、全面にピントを合わせることが出来ません。これは11枚使った深度合成です。

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中心部を拡大すると、細胞を繋いでいる寒天質の柄が見えます。また別種の小型の珪藻がこの部分に集まっているようです。

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多数の茶色い粒は葉緑体です。

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殻面にピントを合わせると細かな模様が見えてきます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2018年12月31日 (月)

ヨコエビの一種

海産のヨコエビ類は以前にも2度ばかり出しています(2010.07.212012.03.12)。
科も属もさっぱり分かりませんが、色の綺麗な種が多く、採集物の中に見つけると撮影しています。虫の好きな人間には、節足動物はどれも面白いですね。

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赤い外殻の中に緑色の腸管が見えます。藻類を食べているんでしょうかね。

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これは第3~第7胸肢だと思います。

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先端には鋭い鈎爪が。これで海藻などにしがみついているんでしょう。

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こういう複眼があると昆虫っぽく見えます。

(2018.12.27・西舞子海岸にて採集)

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2018年11月26日 (月)

カラムシ目の一種(?Tintinnidae)

以前掲載したビンガタカラムシ(Favella sp.)やスナカラムシ?(?Tintinnopsis sp.)と同じくカラムシ目(有鐘目)の繊毛虫です。殻は細長く透明で、砂粒などの付着物はありません。また殻の口の部分はラッパ状に広がり、後部は細くなっていますが、残念ながらゴミに隠れて後端部がよく見えません。
いつもの日本海洋プランクトン図鑑で調べるとこのような特徴に該当するのはTintinnidae(チンチヌス科)なのですが、これで当たっているかどうか分かりません。
後端部にくっついたゴミから分離しようとカバーガラスをつついたり、横から水を足したりしてみたのですが離れてくれませんでした。

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動画です。

(2018.11.06・西舞子海岸にて採集)

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2018年11月25日 (日)

サシバゴカイの一種(?Typhlosclex sp.)

体長1.5mmほどのゴカイの仲間です。シャーレの海水の中では盛んに体をくねらせていました。
おそらくサシバゴカイ目で、保育社の日本海洋プランクトン図鑑に掲載されているヤムシゴカイ科のTyphlosclex mülleri という種に似ています。そこでTyphlosclex で画像検索をかけるとよく似た画像がいくつか出てきました。同種ではなくても属はこれで合っているのではないかと思います。幼生と呼べる段階なのかどうか分かりませんが、多分まだ成体ではないのでしょう。

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動画です。

(2018.11.08・西舞子海岸にて採集)

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2018年11月24日 (土)

ウキヅノガイの一種の幼生

ウキヅノガイは人気者のクリオネ(ハダカカメガイ)と同じ翼足類と呼ばれるグループに属する軟体動物で、以前掲載したクチキレウキガイもこれに近縁です。もっとも翼足類と言う分類群は現在では使われていないそうですが、近い仲間であることには間違いありません。
このウキヅノガイの成体は8年前の記事に動画だけ出していますが、今回は幼生で、成体のように肢を文字通り翼のようにはばたかせるのではなく、その周囲に生えた繊毛の運動で泳いでいました。

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画面中央の楕円形の袋のようなものが胃でしょうか。

動画です。



(2018.11.06・西舞子海岸にて採集)

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2018年11月23日 (金)

不明幼生?

海で採集したプランクトンですが、いまのところ何の類なのか見当がつきません。何かの幼生だろうと考えているのですが、違うかもしれません。形は少しひしゃげた帽子に似ていて、体表に生えた繊毛の運動で泳いでいるようです。

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全体の形は次の動画の方が良く分かります。


(2018.11.06・西舞子海岸にて採集)

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