カテゴリー「その他の昆虫」の85件の記事

2019年5月22日 (水)

マルトビムシの一種

イヌビワの葉裏を歩いていたマルトビムシの一種です。
広い緑葉の上を緑色の点が動いていくので、私の老眼でも見つけることが出来ました。

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体長約0.8mm。こちらの黄色いのにちょっと似ているようですが、今回のものは下の写真のように顔の真ん中に黒い紋があります。
しばらくカメラで追っているとやがて立ち止まって何か食べ始めました。

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透明の袋のようなものを食べているらしいのですが、何なのかわかりません。

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何でしょうね。

(2019.05.18・明石公園)

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2019年5月 5日 (日)

クモマルトビムシ科の一種(?Ptenothrix sp.)

こちらと同じ種だと思います。
別に目新しいこともないのですが、久しぶりに撮影したのでお顔だけ。

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どちらかと言えば悪人面ですね。

(2019.04.23・明石公園)

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2019年4月30日 (火)

ナナフシの幼虫たち

トウネズミモチの生け垣の間からエノキの枝が伸びてきていて、見上げるとナナフシ(ナナフシモドキ)の幼虫が群がっていました。

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数えると6匹います。この場所ではナナフシ類を見かけること自体まれなので、ちょっと得をした気分です。

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体長は約18mm。顔のアップを撮ろうとしたのですが枝に触れたとたん大騒ぎで逃げはじめ、断念しました。

(2019.04.23・明石公園)

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2019年4月20日 (土)

水面のムラサキトビムシ

道端の、ちょっとした溜り水にムラサキトビムシが浮かんでいました。体長2mmくらいで、昨日の記事と同じ種かも知れません。

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水面に浮かんでいること自体は珍しくもないんですが…。

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お尻の下の、跳躍器のあたりに何かくっついています。

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同種の若齢幼虫のようです。

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お腹の下まで移動してきたのを見るとまるで母虫に守られているようです。

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こちらは交尾行動でしょうか。水面に浮いた小物体は僅かな風の動きにもどんどん移動して行くので追いきれません。

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ここにも赤ちゃんのような幼虫が。体長2mmの成虫と0.3mmばかりの幼虫の他に、中間のサイズの個体がいないのも不思議です。この幼虫はどこからきたんでしょうか。

(2019.04.16・再度谷)

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2019年4月19日 (金)

ムラサキトビムシ科の一種

朽ち木にいたムラサキトビムシの一種です。

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場所も時期も同じなので、こちらと同じ種かも知れません。この顔のアップを撮りたかったのです。

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この皮膚の質感が何とも言えません。

(2019.04.16・再度谷)

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2019年4月18日 (木)

赤いマルトビムシ

平べったい石を裏返してじっと見ていると、小さな赤い点が動いていくのが見えます。ダニかと思ってルーペを覗けばマルトビムシでした。

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この姿勢で体長は約0.8mm。こんなに目立つ色をしていても、一度目を離すと再発見が難しい大きさです。

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ほとんど立ち止まらないのでピンボケを量産し、どうにか使えそうな顔面写真はこの1枚だけでした。

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歩きながら頭を持ち上げ、前脚で顔を洗うような動作を繰り返していました。

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近くの朽ち木の下でもう一匹見つけたので、レンズを替えて再挑戦。体長はほぼ同じで、体色が最初のものより薄いようですが、同種だと思います。

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朽木の割れ目やコケの間を見え隠れしながら歩き回るのでなかなか全身像が撮れません。

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お尻の毛は短いですね。

(2019.04.16・再度谷)

 

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2019年3月22日 (金)

ムラサキトビムシ科の一種

この冬、枯れ木や生木の樹皮下でよく見かけたトビムシで、ムラサキトビムシ科の一種だと思います。
先日BABAさんの記事でキノボリヒラタトビムシ Xenylla brevispina を見た時はこの種に間違いないと思ったのですが、よく見ると体色など微妙に違うような気もします。またXenylla(ヒラタトビムシ属)の画像を探してみると他にも似たような奴が色々出てきて、分からなくなってしまいました。

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枯れ木の樹皮下で。体長は大きい方で約0.8mmです。

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このあたりが最大級の個体で、約1mm.

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この綺麗な紫色の個体は体長0.7mm足らず。小型のものほど色が明るいのはBABAさんのキノボリヒラタトビムシと同じですね。

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白い口器が目立ちます。

(2019.03.15・明石公園)

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2019年3月11日 (月)

アカイボトビムシ属の一種(Lobella sp.)

朽木の樹皮下では常連の、アカイボトビムシの一種(Lobella sp.)です。
突然光に晒されて、大きな水滴を背負ったまま歩き始めました。重たくないんでしょうか。体長約0.8mmです。

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(2019.03.08・学が丘北公園)

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2019年2月 4日 (月)

ツチトビムシを捕食するアギトダニ科の一種(改題)

* 2022.03.01・タイトルと記事訂正 *
当初トゲダニ科の一種としていましたが、その後調べてみるとトゲダニ科ではなくアギトダニ科(Rhagidiidae)だったようです。タイトルと記事を訂正します。

朽ち木から剥ぎとった樹皮の裏側を歩き廻っていた白いダニ。

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体長約0.6mm。トゲダニの一種だろうと思いますが、この色からするとまだ子どもなんでしょうか。

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しばし立ち止まって木屑の間に頭を突っ込んでいましたが、出てきた時には獲物を咥えていました。ツチトビムシの仲間のようです。

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しばらく追いかけているとまた別の獲物を捕えました。同じツチトビムシです。先の獲物は吸いつくしたのか、どこかに捨ててきたようです。

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撮影している間に少なくとも4匹の獲物を捕えたようでしたが、先に捕えていた獲物をどうしたのか、暗いファインダー越しに確認することはついにできませんでした。

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レンズを交換してもっと高倍率で撮りたかったのですが、その間に見失う公算大なので諦めました。

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また狙っています。

(2019.01.24・学が丘北公園)

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2018年11月11日 (日)

アヤヒゲナガトビムシ?

* 2018.11.12・記事とタイトル修正 * 

当初アヤトビムシ科の一種としていましたが、BABAさんから模様がアヤヒゲナガトビムシ Salina speciosa (オウギトビムシ科)に似ていると教えていただきました。検索してみるとお馴染みのBABAさんそらさんそよ風さんのところをはじめ多数の画像が出てきて、確かによく似ています。ただ下の写真では脚に暗色部が無いことなど違いも認められるので、ひとまず疑問符付きでアヤヒゲナガトビムシとしておきます。オウギトビムシ科であることは間違いなさそうです。

同じようなタイトルの記事を何度も出していますが、体にこんな模様のあるアヤトビムシは初めてだと思います。

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アカメガシワの葉裏にいました。片方の触角が切れています。

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体長は約1.8mm。

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同じ葉にいました。体長約1.4mmで、色は薄いですがさきの個体と同じパターンの模様が見えます。同じ種の幼虫だと思います。

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同じ個体の顔。

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こちらも同じ葉にいた幼虫で、体長約0.7mm。

(2018.11.02・明石公園)

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