カテゴリー「膜翅目」の618件の記事

2019年4月22日 (月)

マスダアラカシタマバチの産卵

この2年ばかり見ていなかったのですが、アラカシの新梢に産卵するマスダアラカシタマバチ Plagiotrochus masudai を久しぶりに撮影することができました。
このブログでは何度も出しているのですが、見かけるのはいつも雌ばかりで、雄の姿は20年前に産卵中の雌の背中に乗っかっているのを撮って以来、まだ見る機会がありません。

_b181818

_b181835

_b1818423

(2019.04.18・明石公園)

| | コメント (0)

2019年3月10日 (日)

ハラビロクロバチ科の一種

これもケヤキの樹皮下から出てきたものですが、ハラビロクロバチ科の一種だと思います。一か所に数匹集まっていたのですが、カメラの倍率を上げていたために視野に捉えるのに手間取り、その間にあちこちに散らばってしまいました。大きさは翅端まで.0.7mmくらいです。8年前にやはりケヤキの樹皮下で見つけてkurobachiさんからAllotropa属であろうと教えていただいたものによく似ていて、同属かも知れません。

_3010275

_30102782

_30102832

_30102882

_30102972

(2019.03.01・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2019年3月 4日 (月)

ダルマタマゴクロバチの1種(Baeus sp.)

ケヤキの幹から小さな樹皮のかけらを剥ぎとって、その裏を歩き廻る小さなダニを追いかけていたところにこの黒い奴が触角をふりふり視野に入ってきました。
初めて見る無翅のタマゴクロバチで、こいつは久々の見つけものだと思いながら撮影をはじめたところ、なんと2回シャッターを切っただけで見失ってしまいました。それもクモのシートに半分隠れた1枚と後ろ向きの1枚で、残念。
よく似た種は以前にAclerisさんが「いもむしうんちは雨の音(旧)」で紹介されていて、Baeus属(ダルマタマゴクロバチ)の一種のようです。このハチはノミのように跳ねるという得意技を持っているそうで、Aclerisさんの別の記事の動画にも見事にその瞬間が捉えられています。2枚撮っただけで見失ったのもその特技のせいかと妙に納得した次第です。

_30101812

_30101802

(2019.03.01・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 9日 (日)

Sympiesis hirticula(ヒメコバチ科)

木の葉をめくって越冬中の小さな虫を探す季節になりました。と言っても、毎度同じ場所ばかり探しているので新顔にはなかなかお目にかかれません。この Sympiesis hirticula も、6年前に掲載して上條先生に名前を教えていただいたもので、このあたりでは冬の葉の裏の常連さんです。トウネズミモチの葉裏にじっとしていたのですが、まだ寒さが足りないのか、レンズを近づけると歩き始めてしまいました。

_dsc58942

_dsc59002

(2018.12.08・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年12月 1日 (土)

オオスズメバチ

昨日の記事の、クロオオアリが集まっているウバメガシの幹の裏側にはオオスズメバチが来ていました。
この公園でも、以前ほどこのハチを見かけなくなったように思います。巣が見つかり次第駆除されるからでしょうが、我が国を代表するこの強大な昆虫が少なくなるのは寂しいですね。

_b270106

_b2700992

_b2701022

_b270114

(2018.11.27・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月30日 (金)

クロオオアリ

ウバメガシの幹から樹液が染み出していて、クロオオアリが集まっていました。
さすがにこの季節になると樹液に集まる虫も少なくなるようで、他にはオオスズメバチが何度か飛んできたくらいでした。

_dsc5240

_dsc5246

_dsc52752

_dsc52852

(2018.11.27・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月12日 (月)

クロオビケブカアブラムシとキイロシリアゲアリ

お決まりのアリとアブラムシです。
アラカシの葉裏でクロオビケブカアブラムシが繁殖していて、そこに甘露を求めてキイロシリアゲアリが集まっていました。どちらもこのブログでは再三ご登場願っていますが、何しろこのところどこへ行っても虫が少なく、こんなものしか見つかりません。

_dsc4607
右上にピンボケでヒラタアブの幼虫が写っています。

_dsc45882
アブラムシを食べていますが、アリは知らん顔。

_dsc4686
無翅成虫と幼虫たち。

_dsc46372
こちらは脱皮中。

_dsc4743
近くの別の木では有翅成虫もたくさんいました。

(2018.11.02・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月10日 (土)

コクゾウホソバチ?(Theocolax ?elegans)

イヌビワの葉裏にコバチらしき虫の影が見えたので、どうせまたお馴染みさんだろうと思いながらルーペで覗いてみると、一見してはじめての種だと分かりました。
画像を調べてみると前胸背の形がコガネコバチ科のようなのでその線でネット画像を探してみたところ、こちらのような標本写真が見つかりました。インドの農作物病害虫の生物防除に関するサイトですが、写真を見る限りかなり良く似ています。
この Theocolax elegans はコクゾウホソバチという和名がつけられていて、農研機構のサイトで「貯穀害虫・天敵図鑑」というページに紹介されていました。そこではこの種は世界中に分布していて、穀類内を加害する甲虫類やシバンムシ類の幼虫、蛹に外部寄生すると説明されています。
ただ今回撮った個体を同種とするには気になる点もあって、まずインドの標本写真に比べると頭部の、複眼より前の部分がより長いように見えます。また同じ記事で触角の節数が雌で8、雄で9とされていますが、下の頭部拡大写真では(少々不鮮明ですが)10個あるように見えます。ということで、とりあえず種名には疑問符をつけておきます。

_dsc49012
体長は約1.8mm。なかなか優美なプロポーションです。

_dsc49132
歩き回ってなかなかピントが合いません。

_dsc49152
触角は10節に見えますが、先端あたりがちょっと微妙です。

_dsc49202
これまでコバチ類では見たことのない形の頭部。

_dsc49242
前胸背がいかにもコガネコバチ科に見えます。

_dsc49322
前翅から黒い毛束が生えています。以前掲載して上條先生からHeydenia属に似てるかも?とコメントをいただいたものにもこのような毛束がありました。
 

(2018.11.02・明石公園)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年11月 9日 (金)

イヌビワオナガコバチ

イヌビワの枝に沢山実がついているので探してみると1匹だけ、久しぶりにイヌビワオナガコバチが見つかりました。

_dsc46902
産卵中でもなさそうなので顔のアップでもと撮影を始めると、

_dsc4694
やおらお尻を持ち上げて産卵管鞘を引き寄せ、

_dsc46952
後脚でしごいていました。

_dsc4698
普通は産卵の後、実から引っ張り出した細い産卵管を再び鞘に納めるためにこんなふうに後脚でしごく動作をしますが(こちらの最後のカット)、この場合はただのお手入れだったようです。

_dsc4709
その後しばらく実の周囲を歩き回っていましたが、こちらが見ている間に産卵行動を始めることはありませんでした。

(2018.11.02・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年11月 5日 (月)

ハリブトシリアゲアリ ~戦いすんで・・・~

木杭の天辺で絡み合った2匹のハリブトシリアゲアリ。違うコロニーの構成員の間の争いの果てでしょうか。小さい方はすでに絶命しているらしく、6本の脚もすべて失っています。それでも相手の触角にしっかりと齧りついていて、大きい方はそれを振り落とすことが出来ないでいるようです。この状態では巣に帰ることもできないでしょう。アリの世界は厳しいですね。
ところで、敵の触角に噛みつくというのはアリ同士の争いでは必殺技なんでしょうか(こちらこちら)。

_dsc44892

_dsc45002

_dsc45062

_dsc45182

(2018.10.26・学が丘北公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧