カテゴリー「膜翅目」の596件の記事

2018年6月17日 (日)

ヨツボシテントウの幼虫

アベマキの葉裏にヨツボシテントウの幼虫がいました。平べったい体で、アブラムシの脚に噛みついてそこから体液を吸うという面白い捕食習性を持った虫です(こちらの記事)。

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アブラムシを捕えているようですが、口元までは見えません。

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周囲を歩き回っていたアリはトビイロケアリと思われますが、以前に見た時と同じように、攻撃する様子は全く見せません。

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別の葉では脱皮中の幼虫がいました。上に載っているのは脱皮前の食事の残骸でしょうか。

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ここでもアリがうろついていましたが、ヨツボシテントウ幼虫と死んだアブラムシ、そのどちらに惹きつけられるんでしょう。

(2018.06.13・明石公園)

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2018年6月 1日 (金)

ホソハネコバチ科の一種・雌雄

アベマキの葉裏で見つけたホソハネコバチ科の一種です。
これと同じ種は過去に2度いずれも6月に(2012.06.052017.06.16)撮影していて、ちょうど今頃が活動期なのでしょう。
これまでは1個体づつしか見つけられなかったのですが、今回は同じアベマキの木で雄らしきものを含め多数の個体が見つかりました。また少し離れた別のアベマキでも複数個体を見かけたので、この植物に何らかの関係を持っているのではないかと想像しています。
ホソハネコバチ科はすべて卵寄生とのことなので、ハチを見つけたアベマキの葉や枝を探してみましたが、寄主になりそうな卵は見つけられませんでした。
唯一、ヒメグンバイの産卵痕が母虫とともにあちこちの葉裏に残っていましたが、以前ナシグンバイの卵に産卵するのを見た別種のホソハネコバチの体長は0.4mm足らずしかなかったことを考えれば、体長約1.3mmのこのハチの寄主になるにはヒメグンバイの卵は小さすぎる気がします。

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見つけた個体の多くはこのように体の下に触角をたくしこんだ休息姿勢をとっていましたが、冬ではないので僅かな刺激でもすぐに目を覚まして歩き出したり飛んで行ったりするので、たくさんいた割には満足な写真はあまり撮れませんでした。

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これは別の葉にいた個体です。

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これもまた別個体。

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これも別の雌ですが、顔面上部を水平に走る溝が見えます。

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これは同種の雄と思われます。体長は雌とほぼ同じですが、その体長を超える糸状の触角を持ち、翅も雌より長いようです。

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別個体です。

(2018.05.25・明石公園)

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2018年5月29日 (火)

ハリブトシリアゲアリ

アラカシの幹で、昆虫の脚に集まっていたハリブトシリアゲアリです。
脚はヤマトゴキブリのもののようでが、その脚に噛みついている連中とは別に、その周りで互いに舐め合うような行動をしているアリもたくさんいます。大雑把な印象ですが、このアリは多種に比べてこういうグルーミングのような行動を頻繁に見かける気がします。

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(2018.05.25・明石公園)

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2018年5月 7日 (月)

コナラの葉のハバチ幼虫

先日出した、ヒメコバチが産卵していたのと同じコナラの木なんですが、ハバチの幼虫が若葉を齧っていました。
体長は25mmくらいで、同齢らしき幼虫が他にも数匹、同じ木で食事中でした。
コナラにつくハバチ幼虫で探してみると、Hepotaさんが多摩の生き物たちに掲載されているものにちょっと似ているようです。

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(2018.04.28・舞子墓園)

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2018年5月 3日 (木)

コナラの葉のゴールに産卵するヒメコバチ科Tetrastichinae亜科の一種

コナラの若葉の葉裏で産卵する小さなハチを見つけました。

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タマバチだろうと思いながらよく見ると体長2mm足らずのヒメコバチでした。葉脈の脇に産卵管を突き刺しています。

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こちらに似ていて同じTetrastichinae亜科だと思いますが、産卵場所がかけ離れているし、触角の色も異なり、別種のようです。

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同じ葉の2、3カ所で産卵しましたがいずれも葉脈付近です。ヒメコバチ科は、すべてそうなのかどうか知りませんがまず寄生性と考えて間違いないでしょう。産卵管の先には何が潜んでいるんでしょうか。

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葉を表から撮ったものですが、側脈上に数カ所、白っぽくなった部分があります。ハチはこの部分を狙って産卵するようです。

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同じハチが、今度は葉の表に回って産卵を始めました。

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やはり側脈の上です。

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産卵管を刺している部分をよく見ると、少し膨らんで色も変わっています。こちらとかこちらのようなタマバチのゴールでしょうか。そうだとしても、この僅かな膨らみから推測すると寄主はまだ卵か、せいぜい孵化直後の微小な幼虫でしょうね。

(2018.04.28・舞子墓園)





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2018年4月30日 (月)

アメイロアリ

以前にも一度出していますが、コバノミツバツツジの葉でアブラムシの落とした甘露を舐めていたアメイロアリ Paratrechina flavipes です。

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この写真では分かりにくいのですが、右前脚を失っています。

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長い剛毛の目立つアリです。体長は約1.8mm。

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体が光を透過して、ほんとに飴色ですね。

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(2018.04.28・学が丘北公園 舞子墓園)

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2018年1月 1日 (月)

あけましておめでとうございます

正月らしい写真も無いので、昨年掲載したものの中から一番気に入っているのを1枚。

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6月3日の記事より、イスノキの実から脱出するカタビロコバチ♀です。

今年もボチボチやっていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたしします。

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2017年12月28日 (木)

Pediobius atamiensis (ヒメコバチ科)

葉の裏を探しても見つかるのはいつもの顔ぶればかり。
この Pediobius atamiensis なんか、その代表例ですね。

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(2017.12.26・明石公園)

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2017年11月28日 (火)

ハラビロクロバチ科の一種

4日前の記事と同じ、伐採木の木口で見つけたハラビロクロバチの一種です。
腹端が細長く伸びているところは冬の間葉裏で越冬しているのをよく見かける Synopeas属の雌に似ていますが、Synopeasとは違って腹部が大きく括れることなくすんなり伸びた形で、おそらく別属でしょう。
体長は約1.5mmです。

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(2017.11.17・明石公園)

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2017年11月26日 (日)

カシムネアブラムシとキイロシリアゲアリ

アラカシの樹皮の割れ目の中にいたキイロシリアゲアリとカシムネアブラムシ。
カシムネアブラムシ Dermaphis japonensis はこのブログでも何度か登場していますが、以前の記事に青木重里さんからいただいたコメントによると有翅虫が真冬に出現するそうです。この冬にでも一度見たいものですが、さてどうでしょうか。

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(2017.11.17・明石公園)

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