カテゴリー「膜翅目」の615件の記事

2018年12月 9日 (日)

Sympiesis hirticula(ヒメコバチ科)

木の葉をめくって越冬中の小さな虫を探す季節になりました。と言っても、毎度同じ場所ばかり探しているので新顔にはなかなかお目にかかれません。この Sympiesis hirticula も、6年前に掲載して上條先生に名前を教えていただいたもので、このあたりでは冬の葉の裏の常連さんです。トウネズミモチの葉裏にじっとしていたのですが、まだ寒さが足りないのか、レンズを近づけると歩き始めてしまいました。

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(2018.12.08・明石公園)

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2018年12月 1日 (土)

オオスズメバチ

昨日の記事の、クロオオアリが集まっているウバメガシの幹の裏側にはオオスズメバチが来ていました。
この公園でも、以前ほどこのハチを見かけなくなったように思います。巣が見つかり次第駆除されるからでしょうが、我が国を代表するこの強大な昆虫が少なくなるのは寂しいですね。

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(2018.11.27・明石公園)

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2018年11月30日 (金)

クロオオアリ

ウバメガシの幹から樹液が染み出していて、クロオオアリが集まっていました。
さすがにこの季節になると樹液に集まる虫も少なくなるようで、他にはオオスズメバチが何度か飛んできたくらいでした。

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(2018.11.27・明石公園)

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2018年11月12日 (月)

クロオビケブカアブラムシとキイロシリアゲアリ

お決まりのアリとアブラムシです。
アラカシの葉裏でクロオビケブカアブラムシが繁殖していて、そこに甘露を求めてキイロシリアゲアリが集まっていました。どちらもこのブログでは再三ご登場願っていますが、何しろこのところどこへ行っても虫が少なく、こんなものしか見つかりません。

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右上にピンボケでヒラタアブの幼虫が写っています。

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アブラムシを食べていますが、アリは知らん顔。

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無翅成虫と幼虫たち。

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こちらは脱皮中。

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近くの別の木では有翅成虫もたくさんいました。

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月10日 (土)

コクゾウホソバチ?(Theocolax ?elegans)

イヌビワの葉裏にコバチらしき虫の影が見えたので、どうせまたお馴染みさんだろうと思いながらルーペで覗いてみると、一見してはじめての種だと分かりました。
画像を調べてみると前胸背の形がコガネコバチ科のようなのでその線でネット画像を探してみたところ、こちらのような標本写真が見つかりました。インドの農作物病害虫の生物防除に関するサイトですが、写真を見る限りかなり良く似ています。
この Theocolax elegans はコクゾウホソバチという和名がつけられていて、農研機構のサイトで「貯穀害虫・天敵図鑑」というページに紹介されていました。そこではこの種は世界中に分布していて、穀類内を加害する甲虫類やシバンムシ類の幼虫、蛹に外部寄生すると説明されています。
ただ今回撮った個体を同種とするには気になる点もあって、まずインドの標本写真に比べると頭部の、複眼より前の部分がより長いように見えます。また同じ記事で触角の節数が雌で8、雄で9とされていますが、下の頭部拡大写真では(少々不鮮明ですが)10個あるように見えます。ということで、とりあえず種名には疑問符をつけておきます。

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体長は約1.8mm。なかなか優美なプロポーションです。

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歩き回ってなかなかピントが合いません。

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触角は10節に見えますが、先端あたりがちょっと微妙です。

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これまでコバチ類では見たことのない形の頭部。

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前胸背がいかにもコガネコバチ科に見えます。

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前翅から黒い毛束が生えています。以前掲載して上條先生からHeydenia属に似てるかも?とコメントをいただいたものにもこのような毛束がありました。
 

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 9日 (金)

イヌビワオナガコバチ

イヌビワの枝に沢山実がついているので探してみると1匹だけ、久しぶりにイヌビワオナガコバチが見つかりました。

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産卵中でもなさそうなので顔のアップでもと撮影を始めると、

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やおらお尻を持ち上げて産卵管鞘を引き寄せ、

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後脚でしごいていました。

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普通は産卵の後、実から引っ張り出した細い産卵管を再び鞘に納めるためにこんなふうに後脚でしごく動作をしますが(こちらの最後のカット)、この場合はただのお手入れだったようです。

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その後しばらく実の周囲を歩き回っていましたが、こちらが見ている間に産卵行動を始めることはありませんでした。

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 5日 (月)

ハリブトシリアゲアリ ~戦いすんで・・・~

木杭の天辺で絡み合った2匹のハリブトシリアゲアリ。違うコロニーの構成員の間の争いの果てでしょうか。小さい方はすでに絶命しているらしく、6本の脚もすべて失っています。それでも相手の触角にしっかりと齧りついていて、大きい方はそれを振り落とすことが出来ないでいるようです。この状態では巣に帰ることもできないでしょう。アリの世界は厳しいですね。
ところで、敵の触角に噛みつくというのはアリ同士の争いでは必殺技なんでしょうか(こちらこちら)。

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(2018.10.26・学が丘北公園)

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2018年10月26日 (金)

オオハリアリとツチトビムシの子ども

半分朽ちかけたサクラの幹の洞で、オオハリアリが巣穴から木屑を運び出していました。

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気温が低いせいか活発な活動はなく、同じ1匹の個体がのんびりと仕事をしていました。

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撮影後に気付いたのがこの1枚。アリの咥えた荷物に何か白いものが載っています。

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同じカットからの部分拡大。ツチトビムシの仲間のようです。まだ幼虫でしょう。以前アミメアリの引っ越し荷物に便乗(?)しているトビムシを撮影したことがありますが、アリの巣には各種のトビムシが同居することが知られているそうです。これもその一つでしょうか。折角居心地の良い巣の中で暮らしていたのにゴミと一緒に放り出されるとは不運ですね。

(2018.10.22・明石公園)

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2018年10月22日 (月)

ウメマツオオアリとインドトゲマダラアブラムシ

コナラの葉の裏で、インドトゲマダラアブラムシ(カバイロトゲマダラアブラムシ)の小コロニーの傍らにウメマツオオアリの小型の働きアリが張り付いていました。
もちろんアブラムシの出す甘露が目当てなんでしょうが、気温が低いせいかじっとしたまま、触角もほとんど動かしていませんでした。

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(2018.10.15・舞子墓園)

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2018年10月16日 (火)

イツツモントビコバチ

11年前の今日撮った写真です。まだポジフィルムでの撮影ですが、その年の暮れには遅ればせながらデジタルに切り替えています。
低い草の上に乗っていたコバチで、撮影を始めると近くの石の上に降りてしばらく歩き回っていました。以前BABAさんのブログで紹介されていたイツツモントビコバチ Callipteroma sexguttata だと思います。撮影当時は翅を捻挫でもしているのかと思いましたが、これが普通の状態なんですね。被写体としてとても魅力的なコバチですが、この時以来未だに再会できずにいます。

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体長は約1.8mmです。腹節のパターンが変わっていますね。

(2007.10.16・明石公園)

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