カテゴリー「膜翅目」の577件の記事

2017年6月20日 (火)

ネズミモチの蕾に産卵するコガネコバチの一種(改題)

* 2017.06.20・記事訂正 *

本日同じ場所に行って確認したのですが、タイトルと記事の中でトウネズミモチとしていたのはネズミモチの間違いでした。両種の木が交互に植えられているので取り違えたようです。タイトルと記事を訂正しました。

3週間ぶりの虫撮りにいつもの公園に入ると、生垣のトウネズミモチ ネズミモチの花が咲き始めていて、その花穂の間を小さなハチが歩き回っていました。コガネコバチの一種です。
トウネズミモチネズミモチの花は白くて当然蕾も白いのですが、その中に黒っぽい紫色に変色した蕾が多数混じっていて、コガネコバチはそういう蕾に産卵管を突き刺していました。おそらくこれら変色した蕾の中では何らかの昆虫が育っていて、コガネコバチはその昆虫に寄生するのではないかと思います。
こんな小さな蕾にどんな虫が寄生するのか、タマバエあたりかと思ってネット情報を探してみましたが参考になりそうな記事は見つかりませんでした。

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体長は約2.2mm。

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黒紫色に変色した蕾はかなり堅くなっていて、そのいくつかを割ってみました。

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こんな感じですが、卵か幼虫らしきものも見当たらず、これがどういう状態なのか私には分かりません。

(2017.06.16・明石公園)

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2017年6月 3日 (土)

イスノキの実から出てくるカタビロコバチの一種・♀

昨日の記事の続きです。
昨年もこのカタビロコバチの一種の雄が雌の誕生を待ち構えているところは観察していたのですが、実際に雌がイスノキの実から出てくるところ(羽脱と呼ぶそうですね。)は見られずに終わりました。
今回は是非その瞬間を捉えたいと思い、沢山の枝を虱潰しに探し回った結果、ようやく一つだけ、すでに脱出口を開いた雌が顔を覗かせている実を見つけることが出来ました。その後の経過は以前に見たニッポンオナガコバチイスノキモンオナガコバチの場合とほとんど同じです。

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顔を出した雌を挟んで2匹の雄が睨みあっています。

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翅を立てて互いに威嚇。

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その間にも雌はせっせと脱出口を拡げています。

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頭が出てきたところで3匹目の雄が参戦。

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雌誕生の瞬間はGIFアニメで。
手持ち撮影のためフレームが安定せず見苦しいところはご勘弁ください。

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えらい騒ぎですが、4匹がほぼ同一平面上に並んでくれたのが撮影者にとっては幸運でした。

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近くの葉に飛び移って、雄が2匹になりました。

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最後に残った雄との交尾が見られると期待しましたが、このまま飛んで行ってしまいました。それにしても、雌雄でプロポーションがずいぶん違うもんですね。

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おまけは雄の触角です。

(2017.05.26・明石公園)

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2017年6月 2日 (金)

昨年に続き、イスノキの実に産卵するカタビロコバチの一種

昨年初めて見て記事にした、イスノキの実に産卵するカタビロコバチ科 Eurytomidae の一種が今年も見られました。前回とはわずかに2日違いの日付です。
枝の周りを多数の雄が飛び回っていて、最初にそれに気づいたのをきっかけにたくさんの実をつけた枝の間を丹念に探すと、やがて産卵中の雌が見つかりました。おかしなもので、はじめ全然何もいないように見えたのに最初の1匹を見つけると次々と何匹も見つかります。

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カタビロコバチの仲間には虫こぶを作る昆虫に寄生するものが多いそうですが、先日同じイスノキで去年の実にたくさんの蛹の殻を残していたタマバエと何らかの関係があるのかも知れません。

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最後の写真だけ別個体です。

(25017.05.26・明石公園)

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2017年5月30日 (火)

オナガアシブトコバチ

セイタカアワダチソウの上をアシブトオナガコバチ Podagrion nipponicum が歩いていました。
カマキリの卵嚢に寄生するハチですが、以前の5月6月に産卵を見ているので、この雌も寄主を探している最中だったものと思われます。

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全身を写したつもりだったのに、産卵管が切れています。

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せっせと歩き回りほとんど立ち止まってくれないのでこんな写真しか撮れませんでした。

(2017.05.12・玉津町水谷)

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2017年4月13日 (木)

ヒラズオオアリ

モチノキの幹を歩いていたヒラズオオアリです。以前に小型の働きアリは撮影したことがありましたが大型の働きアリは初めてで、特徴的な頭部をなんとか正面から撮りたいと思ってしばらく追いかけたのですが、全然立ち止まらないのでなかなかピントが合いません。もたもたしている間にレンズの届かないところへ上って行ってしまいました。
前回見たのも同じ場所なので巣が見つかればいくらでも撮影できるはずですが、この時見たのはこの一匹だけで、周囲を探しても他には見つかりませんでした。この場所ではあまり繫栄していないんでしょう。

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(2017.04.05・明石公園)

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2017年4月 7日 (金)

トビコバチ科の一種

マテバシイの葉の裏にいたトビコバチで、体長は1.2mmほど。過去の記事の中から似たものを探すと、体色・体形や脚の色分けがこちらこちらによく似ています。北隆館の大図鑑に出ているカメムシタマゴトビコバチ Ooencrytus nezarae ではないかと考えているものですが、但し今回の個体は触角が大きく異なります。
雌雄の違いかとも思うのですが、先の図鑑にも雄は触角の形が違うとされているだけでどこがどう違うのかは説明がありません。というわけでいつものように「トビコバチ科の一種」としておきます。

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(2016.03.20・学が丘北公園)

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2017年2月 8日 (水)

ヒメコバチ科 Tetrastichinae 亜科の一種

落ち葉の間にいたヒメコバチで、Tetrastichinae 亜科でしょう。こちらの記事の「その1」と同じ種のように見えます。1か月前に同じ場所で撮ったものにもよく似ていますが、触角の構造が違います。同種の雌雄かも知れません。体長は約1.3mmです。

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(2017.01.29・明石公園)

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2017年2月 4日 (土)

キイロカタビロコバチ

木の葉の裏を覗いても落ち葉をめくってもお馴染みさんばかりです。
これはカクレミノの葉裏にいたキイロカタビロコバチ Sycophila variegata (Curtis)。

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(2017.01.29・明石公園)

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2017年2月 2日 (木)

イスノキモンオナガコバチ

ヤツデの葉の裏でイスノキモンオナガコバチ Megastigmus distylii の雌を見つけました。
この場所ではこれまでに、7月末から8月はじめにかけての産卵(2012.08.102015.08.06の記事)や、11月はじめの雌の羽化・交尾(2010.11.062013.11.092014.11.10)は観察していましたが、越冬中の個体はこれまで見たことがありませんでした。12月にクロガネモチの実から羽化してくるニッポンオナガコバチの雌が葉裏や落ち葉の間で多数越冬しているのに対してこのハチはこれまで全く見つからなかったので、ひょっとして成虫では越冬しないのかと思っていたところでした。
それにしても、この種の産卵期がこれまで見たように7月末から8月はじめだとすると、冬を越した雌成虫がその時期までどこで何をしているんでしょうか。

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(2017.01.29・明石公園)

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2017年1月12日 (木)

ヒメコバチ科Tetrastichinae亜科の一種

年が明けてからまだ一度も虫撮りに出かけられないので、しばらく更新を休みます。今月末には復活する予定です。
写真は落ち葉の間にいたヒメコバチの一種、多分 Tetrastichinae 亜科だと思います。体長約1.2mm。

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(2016.12.29・明石公園)

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