カテゴリー「淡水プランクトン」の64件の記事

2017年5月19日 (金)

ミジンコ

記事を書く時間がありません。で、とりあえず1枚だけ。

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ミニ水槽に入れて撮ったミジンコです。

(2017.05.04・明石公園 桜堀で採集)

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2017年5月18日 (木)

ユスリカ?の卵塊と繊毛中の一種

公園の池でミジンコをすくってきて眺めていると、こんなものが混じっていました。

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寒天質の透明のボールの中に卵らしきものが並んでいます。ユスリカの卵に似ていると思うのですが、ネット上で見られるユスリカの卵塊はひも状のものが多いようで、こういう球状の卵塊もあるのかどうかよく分かりません。
さらによく見ると、卵の間を小さな生き物がたくさん泳いでいます。

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繊毛虫のようなのですが、特に1個の卵に多数集まっていました。その様子は最後の動画でもご覧いただけますが、発生途上で死んでしまった卵をたべていたのかも知れません。ユスリカ?の卵にはすでに複眼が見えています。

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スライドグラスにとって顕微鏡で覗いてみました。寒天状のボールは結構弾力があるようで、カバーグラスで押さえてもまだかなり厚みが残っています。卵の間を動いているのはやはり繊毛中の一種でした。

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押し潰されたボールの周辺に沿って泳いでいます。

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Ciliophora
名前は分かりませんが、すべて同じ種のようです。

動画です。


(2017.05.04・明石公園 桜堀で採集/2017.05.05・撮影)

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2017年4月26日 (水)

マルミジンコ属の一種(Chydorus sp.)

マルミジンコの仲間は以前にも一度出していますが、今回のものはそれよりもやや大柄で、体形も細長いように見えます。
手元の図鑑(日本淡水プランクトン図鑑/保育社,日本淡水産動植物プランクトン図鑑/名古屋大学出版会)にはChydorus属3種が掲載されていて、その中ではナガマルミジンコ C.gibbus が近いように思いますがそれぞれの違いは小さく、3種とも全国的に分布する普通種ということなので決めることができません。
この仲間は泳ぐよりも何かに掴まっている方が好きなようで、シャーレの中でもゴミやらアオミドロやらがあればたいがいそれらにくっついているのが見られます。

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体長約0.5mmの雌で、卵を持っています。体の左右の厚みが大きいので暗視野ではごく一部にしかピントが合いません。スケールバーは以下の写真も含めてすべて100μmです。

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同じ個体です。頭部に見える大小の黒点は複眼と単眼、体の中をうねうねと通っている茶色いものは腸です。

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後腹部と尾爪。

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これは別個体。

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育房にはかなり大きく成長した子供がいるようです。

(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)



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2017年4月25日 (火)

フトオケブカミジンコ属の一種

ミジンコ類(枝角類)が続きますが、今回のミジンコはフトオケブカミジンコ属 Ilyocryptus の一種のようです。
カバーガラスの下に厚さ0.5mmほどの隙間を作った中を盛んに動き回り、ピントも浅いので全体の特徴が確認できる写真がありませんが、数枚を合わせてみると大体の形が分かると思います。
池などの底の泥の上で生活する種だそうです。

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写真はすべて同じ個体で、スケールバーは100μmです。

(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)

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2017年4月24日 (月)

シカクミジンコモドキ?(?Alonella excisa)

これは以前に掲載したヒラタミジンコ Camptocercus rectirostris に似ていますがそれよりも小型で、同じマルミジンコ科のシカクミジンコモドキ Alonella excisa ではないかと思います。手元の図鑑にはこれとよく似た種が他にも多数載せられていますが、各部の特徴から上記の種と判断しました。但し自信はないので疑問符をつけておきます。

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スケールバーは100μm(以下同じ)。体長約0.5mmの雌で、図鑑の説明にある雌の体長の範囲の上限に一致します。

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1枚目とはピント位置を変えています。

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後腹部の拡大です。

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さらに拡大。緑色の粒は付着生物でミジンコ類に付いているのをよく見かけるものですが、何の仲間かよく分かりません。

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ピントが合っていませんが、育房に発生の進んだ卵を持っています。

(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)

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2017年4月23日 (日)

ゾウミジンコの一種

昨日のオカメミジンコに比べてはるかに小型の、ゾウミジンコの一種(Bosmina sp.)です。普通種のゾウミジンコ B.longirostris だろうと思いますが、個体群による変異も大きいようで決めかねています。

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育房の卵はだいぶ発生が進んでいるようです。スケールバーは100μm(次の写真も)。

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複眼のすぐ前にツリガネムシの一種が付着しています。こちらと同様、ミジンコなどの甲殻類に付着して生活するという Rhabdostyla属かも知れません。こんな場所にくっつかれるとさぞかしうっとおしいことでしょうね。スケールバーは50μmです。

(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)

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2017年4月22日 (土)

オカメミジンコ属の一種(Simocephalus sp.)

オカメミジンコ属 Simocephalus の雌。体長が2mmほどもある大型のミジンコです。
ネット上の画像と見比べると普通種のオカメミジンコ Simocephalus vetulus で良さそうに思えますが、手持ちの図鑑で調べたところでは同属のトゲオカメミジンコ S.exspinosus と考えられるふしもあって、どっちが正しいのか判断できないのでSimocephalus sp.としておきます

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スケールバーは1mmです。

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背中の育房にたくさんの卵が見えています。

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やはり雌ですが別個体。最初のは普段の虫撮りと同じマクロレンズを使っていますが、これは顕微鏡で撮っています。

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大きな黒丸が複眼、その右下、吻に近いところに黒い裂け目のように見えているのが単眼です。

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後腹部の先端、肛門付近と尾爪。このあたりの形が種の判別点の一つなのですが、判断に迷っています。

(2017.03.31・明石公園 桜堀で採集)


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2017年4月12日 (水)

ウログレナの一種とツリガネムシ

これは以前の記事でも出した不等毛類のウログレナ属 Uroglenaの一種だと思うのですが、その群体にツリガネムシの一種が数個くっついて一緒に回っています。

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前回はほぼ完全な球形でしたが、この群体は同居者がいるせいか形がかなりいびつです。スケールバーは50μm(以下同じ)。

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ウログレナの鞭毛の上にツリガネムシの繊毛の運動が加わっているせいか、前に見たものよりも回転が速い気がします。

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細胞の大きさには結構ばらつきがあります。


動画です。

(2017.03.24・明石公園 桜堀で採集)

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2017年4月10日 (月)

フクロワムシ属の一種(Asplanchna sp.)

フクロワムシの仲間は以前にも一度出していますが、今回のものは頭部の形などからまた別の種だと思われます。

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上2枚は同一個体ですが、違う角度で写っています。体内を走る多数の線は筋肉でしょうか。

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この2枚はまた別の個体。ピントの位置を変えています。(以上、スケールバーは100μm)

動画です。


(2017.03.24・明石公園 桜堀で採集)

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2017年4月 9日 (日)

ハナビワムシの一種(Collotheca sp.)

これはハナビワムシ(Collotheca属)の一種です。採ってきた水を入れたシャーレの中を実体顕微鏡で眺めているとこいつがアオミドロにくっついているのが見えたので、ピンセットでそのアオミドロの切れ端を引っ張り出してスライドグラスに載せるとこのワムシもちゃんとついてきました。
頭が花のように開いてその花弁に当たる部分から長い剛毛が放射状に伸びたのを花火に見立ててこの名があるようです。

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体を伸ばした状態。スケールバーは100μm(以下同じ)です。

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花弁状の突起の数が種の判別点になるそうです。

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振動に驚いて体を縮めた状態。寒天質の透明な鞘に収まっています。

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動画です。

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これは別個体。

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GIFアニメにしてみました。(クリックで動きます。)

(2017.03.24・明石公園・桜堀で採集)


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