カテゴリー「淡水プランクトン」の110件の記事

2018年11月16日 (金)

不明プランクトン・つづき

昨日に続き、同じ場所で採集した正体不明の微生物です。
大小の球を詰め込んだ透明の袋が動いているような感じで、昨日掲載したものに似ていなくもありませんが、動きはもう少し落ち着いています。
動画を見ていると一瞬鞭毛らしきものが見えるような気もしますが、確かではありません。

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動画です。



(2018.10.05・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年11月15日 (木)

不明プランクトン

数本の鞭毛を打ち振って盛んに運動していた微生物です。
大きさは15µmくらいで無色、細胞内は液胞と言うか顆粒と言うか、丸い粒々で満たされています。先日買ってきた「プランクトンハンドブック・淡水編」に出ているツクバモナス属(
Tsukubamonas、所属門不明)に似ているような気がしますがそちらは鞭毛が2本、こちらは少なくとも4~5本以上はありそうです。今のところ他には似たものを見つけられませんが、とりあえずこんなものがいたという報告です。

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動画です。



(2018.10.05・明石公園 桜堀にて採集

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2018年10月14日 (日)

メノイディウム Menoidium sp.

ゴミの間を動き回っていた鞭毛虫です。メノイディウム Menoidium の一種だと思います。広義のミドリムシ類ですが、昨日の記事に出したようないわゆるミドリムシ(ユーグレナ Euglena)と違って葉緑体も眼点もなく、ほとんど無色透明に見えます。細胞はバナナを平べったくしたような形で、変形しません。

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細胞内に見える棒状のものはパラミロン粒。

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細胞前端から鞭毛が伸びているのが見えます。

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動画です。

(2018.10.05・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年10月13日 (土)

ミドリムシの一種 Euglena ehrenbergii (ユーグレナ運動)

長さ300µmくらいもある大型のミドリムシを見つけました。おそらく Euglena ehrenbergii という種だと思います。

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図鑑に載っているのはちょうどこんな格好ですが・・・。

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しばらく見ていると、盛んに伸びたり縮んだりし始めました。いわゆるユーグレナ運動(euglenoid movement)ですね。

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動画です。

ついでにもう1本。


(2018.10.05・明石公園 藤見池にて採集)

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2018年10月 9日 (火)

タイヨウチュウ(Actinophrys sol)

ツリガネムシを眺めていて見つけたものですが、これは太陽虫類(有軸仮足虫)の一種のタイヨウチュウ(Actinophrys sol)だと思います。
このブログでは以前にオオタイヨウチュウ Actinosphaerium を紹介しましたが、それよりもはるかに小型です。ほとんど動かないように見えますが、藻類や繊毛虫を捕えて食べるとのこと。実際に現場を見なければ想像がつきません。

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因みにGoogleで「タイヨウチュウ」と検索するとこれに似た奴がたくさん出てきますが、「太陽虫」ではかなり異なる分類群の生き物(?)が見られます。

(2018.08.11・明石公園 桜堀にて採集)


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2018年10月 7日 (日)

エリヒゲムシとツリガネムシ

昨日の記事に出したツリガネムシ(Vorticella sp.)を見ていると、柄になにやら多数の付着物を持ったものがいました。

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柄についているものは鞭毛虫類の襟鞭毛虫(エリヒゲムシ目 Choanoflagellida)の一種でしょう。

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小さな細胞から長い鞭毛が一本伸びて、その根元は襟状、というよりコップ状の構造に囲まれています。

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鞭毛を盛んに打ち振っています。

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ツリガネムシの柄は頻繁に収縮しますが、その衝撃で振り落とされたり潰されたりしないのが不思議です。

エリヒゲムシの細胞の形や鞭毛の動きは次の動画の方が分かりやすいと思います。


(2018.08.11・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年10月 6日 (土)

ツリガネムシの一種(Vorticella sp.)

ツリガネムシの仲間にはいろんなタイプがありますが、普通単にツリガネムシと言えばこのボルチセラ Vorticella 属を指します。ただこの属には多数の種が含まれ、類似種も多いので種までの同定は極めて難しいそうです。
以前にも同じタイトルで出していますが、今回少し違う角度から撮れたので再登場です。

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ちょうどカバーガラスの下で上向きになった細胞があったので繊毛の動きがよく分かる写真が撮れました。以前掲載したカンパネルラ Campanella 属と違って囲口部の周囲の繊毛列が1列しか無いようです。

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これは普通に横から見たところ。左や真中の細胞に見えるソーセージ状のものが大核です。

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柄が細胞ごとに個別に収縮するのもボルチセラの特徴です。

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群体の全景。

最後に動画です。


(2018.08.11・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年10月 1日 (月)

ミドリムシの一種(Euglena sp.)

ミドリムシの一種です。

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しばらく同じ位置でゆっくり伸び縮みを繰り返していましたが、やがて動き始めたと思うと珪藻に引っかかって動かなくなりました。

動画です。


途中でチラリチラリと鞭毛の動きが見えています。

次は別の細胞です。少し小型ですが多分同じ種でしょう。

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こちらはただゆっくり回転運動をしているだけでした。

動画です。



(2018.08.05・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年9月28日 (金)

緑藻類2種

池の水を採ってくるとよく見つかる緑藻類2種です。先日掲載したユードリナなどとは違って、どちらも運動はしません。

最初はディクチオスフェリウム Dictyosphaerium sp.

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球形の細胞が群体を作っています。各細胞は糸のようなもので繋がっていますが、これは母細胞壁の名残りだそうです。写真ではごくぼんやりとしか見えませんが、群体は透明な膜に包まれています。

次はディモルフォコックスDimorphococcus sp.

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ディクチオスフェリウムによく似た群体で、各細胞が母細胞壁に由来する糸で繋がっていることや全体が透明の膜で覆われているところも同じです。ただ各細胞の形が同じではなく、ハート形とやや湾曲した楕円形の2種類が混ざっています。

(2018.08.05・明石公園桜堀にて採集)

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2018年9月25日 (火)

ユードリナ(タマヒゲマワリ) Eudorina sp.

これはユードリナ Eudorina の一種です。タマヒゲマワリという和名がついています。有名なオオヒゲマワリ Volvox と同じく球形の群体を作る緑藻ですが、規模ははるかに小さく、細胞数は16から128個で、多くは32個だそうです。プレオドリナ Pleodorina にも似ていますが、細胞の大きさはすべてほぼ同じです。
各細胞は同じ長さの2本の鞭毛を持ち、その運動で移動します。下の写真は複数の群体が混ざっていますが、ちょうどピントの合った部分でどうにか鞭毛が確認できます。

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動画です。

(2018.08.05・明石公園 桜堀にて採集)

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