カテゴリー「淡水プランクトン」の99件の記事

2018年9月17日 (月)

ゴレンキニア属の一種(Golenkinia sp.)

小さな球体から放射状に長い針が伸びてちょっと放散虫のようですが、これは緑藻の仲間のゴレンキニア Golenkinia の一種だと思います。

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この長い針は浮遊を助けるためのものでしょうか。

(2018.08.05・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年9月16日 (日)

カンパネルラ属の一種(Campanella sp.)

過去にも2度、同じものを出していますが、レンズや撮影法などを変えて少しずつましな画像が撮れるようになった気がしています。

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ちょうど頭部がカバーガラスに接した状態で、繊毛の動きがよく分かります。
この種は繊毛列が4列くらいあるようです。

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こちらは真上を向いた細胞。

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環境の悪化を感知して新天地を求め航海に乗り出すと言ったところでしょうか、しばらく見ていると柄から離れて泳ぎ出す細胞が増えてきました。

動画です。



(2018.08.05・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年8月31日 (金)

コクリオポディウムの一種(Cochliopodium sp.)

今回は動画のみです。
これはコクリオポディウム Cochliopodium の一種だと思います。一見そんな風には見えませんがナベカムリやツボカムリと同じ有殻アメーバの仲間で、これでも薄くて柔らかい殻を持っているのだそうです。
細胞の形は平らな円盤状に見えますが、動画の中で横向きになったところを見ると結構厚くなることもあるのが分かります。大きさは長径が28μmほどです。



(2018.05.04・神戸市西区の溜め池にて採集 2018.05.08 撮影)

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テマリワムシモドキ属の一種(Conochiloides sp.)

以前掲載したツノテマリワムシ Conochilus unicornis に似ていますが、これは同じテマリワムシ科のテマリワムシモドキ属の一種だと思います。
テマリワムシ属 Conochilus とテマリワムシモドキ属 Conochiloides の違いは腹側触手が前者では頭頂に、後者では腹面に付くことです。迂闊にも撮影時その点に留意していなかったもので下の写真ではその腹側触手が見えませんが、最後の動画でかろうじて確認できます。

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大小3匹の個体と3個の卵からなる群体のようです。大型の個体が親でしょう。このまま離れずにいずれ5匹からなる群体を作るのか、成長につれて子供たちが離れていくのかはよく分かりません。

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体の後半部を包む透明の膠質がうっすらと見えています。

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画面上の卵は孵化直前らしく、内部に動きがあります。

動画です。



(2018.07.11・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年8月29日 (水)

カクネコワムシ

ツボワムシ科のカクネコワムシ Platyias patulus です。
ネコワムシ属
Platyias に属し被甲が角ばっていることからこの和名があるようですが、他にオケワムシという呼び名もあるようで、この外見にはこちらの方がより似つかわしい気がします。

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被甲の前縁から10本、後縁からも4本の刺が伸びています。

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被甲に顆粒状の突起に覆われていかにも頑丈そうに見えます。

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繊毛冠を拡げています。

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足(肢)と趾。

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これらは別個体。左の個体は側面を見せていて、右のは卵を持っています。
動画です。


(2018.05.04・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年6月15日 (金)

ハラアシワムシの一種(Gastropus sp.)

これはハラアシワムシ属 Gastropus の一種だと思います。以前に掲載したミドリワムシ属 Ascomorpha と同じハラアシワムシ科の仲間ですが、ミドリワムシと違って足があります。

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体長は250μmくらい。かなりゆっくりと泳ぎます。

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柔らかそうな体です。

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短い足の先に1対の趾(あしゆび)があります。

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頭部の繊毛環を拡げています。

動画です。


(2018.05.04・神戸市西区の溜め池にて採集)

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2018年6月11日 (月)

アメーバ

ご存知アメーバです。
普通種のアメーバ・プロテウス Amoeba proteus (オオアメーバ)だろうと思いますが、違っているかも知れません。下の4枚はすべて同じ細胞を同じ倍率で撮っています。まっとうなアメーバらしく不定形ですが、長く伸びた時には0.5mmを超えています。

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動画です。

まず最初は、カバーグラスの下に閉じ込められて石のように固まっていたアメーバがしばらくして仮足を出し始める様子です。

これは普通に移動中。上と同じ細胞です。

これは上とは別の細胞ですが、撮影中視野を明るくすると動きを止め、暗くするとまた動き出すことに気付きました。2倍速で撮っています。


(2018.05.01・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年6月 3日 (日)

アニソネマ(Anisonema sp.)

これはアニソネマ Anisonema の一種だと思います。
平べったい楕円形の細胞に、長短2本の鞭毛を持った鞭毛虫です。短い方は前方に伸ばして常に振り動かし、長い方は後方に引きずっています(後曳鞭毛と呼ぶそうです)。
ミドリムシの仲間ですが、細胞は固くてほとんど変形しないようです。

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(2018.05.04・神戸市西区の溜め池で採集)

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2018年5月28日 (月)

コエラストルムの一種

緑藻類のコエラストルムの一種です。この仲間は8、16、32個の細胞からなる群体を作るそうですが、この写真の例では細胞数は32のようです。さらにその群体が20個近く集まっています。
4年前に出したものも32細胞の群体ですが、今回のものよりかなり大型です。「水中微生物図鑑」に当たってみるとCoelastrum pulchrum(旧称 C.cambricum) という種に該当しそうですが、2年前にもその種ではないかと思われるものを掲載していて、今回のものに比べて群体がひとまわり小型です。ただし2年前のものは細胞数がおそらく16個なので、小さいのはそのせいでしょう。どちらも Coelastrum pulchrum なのかも知れませんが、少々怪しそうです。

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(2018.05.01・明石公園 桜堀にて採集)

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2018年5月26日 (土)

ネプチューンヒルガタワムシ

このワムシを眺めているとその昔、写真好きのお父さんなどが大概持っていた8段とか10段の小型三脚を思い出します。使うときは脚の先を引っ張ってカチャカチャと伸ばす奴ですが、このネプチューンヒルガタワムシ Rotaria neptunia の脚はちょうどあんな風に伸び縮みするのです。

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脚を縮めている時は体長0.5mmくらいです。

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繊毛冠を拡げて泳ぐ際も足はあまり伸ばしません。

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少し伸ばしたところ。

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これで目一杯ではないはずですが、視野からはみ出てしまいました。体長が3倍ほどにもなります。どんな構造になっているんでしょうね。

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しばらくすると徐々に不活発になり、やがて頭も脚もひっこめて動かなくなってしまいました。

動画です。



(2018.05.01・明石公園 桜堀にて採集)

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