カテゴリー「淡水プランクトン」の83件の記事

2018年2月12日 (月)

ツボワムシの一種 Brachionus sp.

ツボワムシの一種です。
以前に出したものと同じ種かも知れません。

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スケールバーは100μmです。

動画です。


(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年2月11日 (日)

オオタイヨウチュウActinosphaerium

これはタイヨウチュウ(太陽虫)の一種のオオタイヨウチュウ(アクチノスフェリウム Actinosphaerium)です。
タイヨウチュウ類(有軸仮足虫)はアメーバ類(根足虫)とともに肉質虫というグループに含められていましたが、最近の分子レベルの研究によれば両者は系統的にはまったくかけ離れた位置にあることが分かっているそうです。

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オオタイヨウチュウは一つの細胞内に多数の核を持つそうですが、どれがその核なのか、この写真で判別できるものなのかどうかも分かりません。放射状に伸びている棘のようなものは有軸仮足(軸足)と呼ばれます。ほとんど動かないように見えますが、これでも繊毛虫や鞭毛虫を捕えて食べるそうです。スケールバーは100μmです。

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細胞の表層部は液胞で覆われています。

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内部に見えるのは取り込んだ食物ではないかと思います。

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軸足は低倍率ではきれいな細い針のように見えますが、拡大すると小さな瘤が不規則についています。

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これは分裂の途中、あるいは2個の細胞が接合しているところでしょうか。

(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)


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2018年2月 8日 (木)

繊毛虫の一種

大型で活発に運動する繊毛虫の一種ですが、所属が分かりません。

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直径150μmほどのほぼ球形で、大きく裂けた口部が見えます。スケールバーは50μmです。

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体内に赤っぽく見えていたのは取り込んだ食物だったようです。見ている間にそれ(食べ滓?)を吐き出して、その周囲をぐるぐる回り始めました。

動画です。



(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年2月 6日 (火)

ホシガタケイソウとハリケイソウ

公園の池で採集した普通種の珪藻2種です。

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左下がホシガタケイソウ(Asterionella)の一種、右上の長いのがハリケイソウ(Synedra)の一種で合っていると思います。
スケールバーはすべて100μmです。

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ホシガタケイソウという和名はその群体の形に由来していて、通常4個から8個の棒状の細胞が星形に集まって群体をつくりますが、16個かそれ以上の場合もあるそうです。上の写真では8個です。図鑑などの写真や図を見ると平面的な印象を受けますが、実際には立体的に細胞が繋がっています。
実体顕微鏡のバックを暗くした照明の下でこの珪藻がたくさん浮遊しているのはなかなか綺麗な眺めです。

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右の群体ではそれぞれの細胞に縦線が走っています。細胞分裂の途中なんでしょう。

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1枚目に写っていたハリケイソウです。

(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)


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2018年2月 4日 (日)

ボルボックスの一種(Volvox sp.)

ご存知ボルボックスです。
いつも参照している月井雄二著「淡水微生物図鑑」にはVolvox属の3種が掲載されています。その3種の中で群体や細胞の大きさや細胞が球形、細胞間の連絡糸がある、などの特徴から今回撮った種は Volvox aureus という種ではないかと思いますが、他にも該当する種があるかも知れません。

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画面内のスケールバーは100μmなので、群体の直径は約500μmになります。
球の表面に並んでいるのが体細胞、群体内部にいくつか見える塊は生殖細胞(ゴニディウム)で、やがてこれが成長して娘群体となり、親群体の外へ飛び出すということです。

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群体を形成する体細胞の数は種にもよりますが大体数百から数千個、多いものでは1万を超えるそうです。この群体ではいくつくらいでしょうか。

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個々の細胞には2本の鞭毛が生えていて、群体はその運動で回転しながら移動します。鞭毛は細くて見えにくいのですが、この写真では細胞の中心付近にピントを合わせ、オーバー気味の露出を与えてなんとか見えています。

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生殖細胞。

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体細胞には眼点があり、各細胞間には細胞質連絡糸が見えています。

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少しピントをずらせると、各体細胞から2本づつ鞭毛が伸びていることが分かります。

動画です。


(2018.01.10・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年2月 2日 (金)

トラケリウスの一種(Trachelius sp.)

これは繊毛虫の仲間で、以前にも出したトラケリウス属 Trachelius の一種だと思います。
コップの縁の一か所をつまんで細長く引き延ばしたような格好をしていて、シャーレに入れて実体顕微鏡で覗くとその部分を象の鼻のように振り回しつつ、くるくる回転しながら泳ぐ姿が見られます。
しかしこれをスライドガラスに取って生物顕微鏡で眺めていると、しばらくの間は元気に泳ぎ回っているのですが、なぜか間もなく動きを止めて、そのまま溶けるというか分解するというか、細胞が壊れて死んでしまうのです。スライドとカバーガラスの間には適当な物を挟んで運動を妨げないだけの隙間は残してあるので、照明の熱のせいかとも考えたのですが、光源をLEDに替えてもやはり長くはもちません。同じことは他の繊毛中でも起こりますが、今のところ原因の見当がつきません。

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動きが早いので追いかけながら撮るのはなかなか大変です。
スケールバーは100μm。

動画です。

活発に泳いでいますが、すでに突出部が溶けてなくなっています。

次の動画は細胞が崩壊する過程を写したものです。単に一個の細胞が壊れていくだけのことですが、なかなか劇的な見ものです。

途中何箇所かカットして短くしていますが、実際には約5分かかっています。
最後の最後までまだ溶けていない細胞表面の繊毛が活発に運動しているのが不思議です。

(2017.12.14・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年1月24日 (水)

ミドリワムシ属の一種(Ascomorpha sp.)

これはミドリワムシ属 Ascomorpha の一種だと思います。
被甲を持ちますが、脚(肢)や趾(あしゆび)がありません。

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スケールバーは100μmです。

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動画です。


(2017.12.14・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年1月11日 (木)

ディディニウム(Didinium sp.)

これはディディニウム(Didinium)の一種だと思います。繊毛虫の一種で、同じ繊毛虫の仲間のゾウリムシを捕食することがよく知られていますが、私はまだその現場を見たことがありません。シオカメウズムシという和名がついています。

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樽型の細胞の前端(左側)近くと中央付近に環状の繊毛列があります。前端が円錐状に突出していますが、その先端に細胞口があるそうです。

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後端に収縮胞が見えます。

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スケールバーはすべて100μmです。

動画です。

例によって早い動きになかなかついていけません。

(2017.12.14・明石公園 剛の池にて採集)

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2018年1月 6日 (土)

ゾウミジンコと付着生物

これはゾウミジンコの一種で、多分普通種のゾウミジンコ Bosmina longirostris だと思います。

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背中の育房に子どもが見えます。スケールバーは100μm。

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体表に、ツリガネムシの仲間(多分Rhabdostyla属)の他に、小さな緑色の粒が多数くっついています。

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これは別個体です。

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きれいに輪になっていますが、鞭毛虫の一種のようです。これと次の2枚のスケールバーは50μm.

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本体はほとんど動きませんが、鞭毛を動かしているのは見えます。ミドリムシでしょうか。

動画です。



(2017.12.14・明石公園 剛の池で採集)

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2018年1月 4日 (木)

ブルサリア属の一種(Bursaria sp.)

これはブルサリア Bursaria 属の一種だと思います。大型の繊毛虫で、フクロミズケムシという和名がついています。

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スケールバーは200μmです。

動画です。



(2017.12.14・明石公園 剛の池で採集)

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