カテゴリー「半翅目」の595件の記事

2018年11月29日 (木)

クロハススジハマダラミバエ Anomoia permunda

伐採木の上を歩き廻っていたミバエです。
一見してハススジハマダラミバエ(Anomoia)の仲間ですが、この属には翅の斑紋がよく似た種がいくつも存在します。過去にもクチジロハススジハマダラミバエ A.leucochila?オスグロハススジハマダラミバエ A.?okinawaensis、そして未記載種らしきもの、を掲載していますが、今回の種は当ブログ初登場のクロハススジハマダラミバエ(ワモンハマダラミバエ) A.permunda だと思います。
よく乾いた幹の表面には餌になりそうなものは何も無いように見えますが、時々立ち止まっては口器を押しつけていました。体長は約4.5mmです。

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(2018.11.27・明石公園)

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2018年11月13日 (火)

マツヘリカメムシ

ある日帰宅すると、ポリ袋に監禁されたこのカメムシが待っていました。家の中を歩いていたのを家人が捕獲しておいてくれたものです。袋の中を覗けばまだ見たことのなかったマツヘリカメムシに間違いありません。いつぞやのアカギカメムシ以来の快挙でした。
マツヘリカメムシ Leptoglossus occidentalis は北米原産の外来種で、国内では2008年に東京で初めて記録されていますが、兵庫県では2015年に神戸大学構内で見つかったのが初記録のようです。
さて折角の見つけものですからちゃんと撮影してから逃がしてやることにしたのですが、普段家の中で生きた虫を撮ることはまずないのでどうにも勝手が違います。適当な背景も思い浮かばず、とりあえずインクジェット紙の裏に載せていつもの虫カメラで撮影しました。ひたすら紙の上を歩き回って止まらないので根負けし、満足なカットも撮れないまま窓の外に逃がしてやりましたが、そのうち自然状態で見られる機会もあるでしょう。松の木には普段の虫探しでもあまり注意を払ってきませんでしたが、これからは気をつけないといけません。

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(2018.11.04・神戸市垂水区)

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2018年11月12日 (月)

クロオビケブカアブラムシとキイロシリアゲアリ

お決まりのアリとアブラムシです。
アラカシの葉裏でクロオビケブカアブラムシが繁殖していて、そこに甘露を求めてキイロシリアゲアリが集まっていました。どちらもこのブログでは再三ご登場願っていますが、何しろこのところどこへ行っても虫が少なく、こんなものしか見つかりません。

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右上にピンボケでヒラタアブの幼虫が写っています。

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アブラムシを食べていますが、アリは知らん顔。

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無翅成虫と幼虫たち。

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こちらは脱皮中。

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近くの別の木では有翅成虫もたくさんいました。

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 8日 (木)

ミミズク

ツバキの幹に、ミミズクが止まっていました。
街中の公園では滅多に姿を見ないものなので、逃げられないようにと慎重に近づき、数枚撮影しましたがどうも様子がおかしい。体色が妙に黒ずんでいる上に正面からレンズが迫っても微動だにしません。これはてっきり死んでいるな、と思って指先でちょっと触ってみると、ぴょんと跳ねて足元の落ち葉の間に紛れ込んでしまいました。何年虫撮りをしていても、未だにこんな間の抜けたミスをよくやります。

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ところで、この個体はトレードマークの胸部背面の突起がわりと小さめです。こちらこちらと比べてみるとよく分かりますが、この種は雌の方が大柄で、突起も大きくなるそうなので、これは多分雄なんでしょうね。

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(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 2日 (金)

ツシマキノコカスミカメ?

公園内に積み上げられた伐採木の樹皮の下にいました。
撮影時には頭部の形や生息場所から考えて当然ハナカメムシ類だと思っていたのですが、後で写真を確認すると単眼が見当たらず、どうやらカスミカメムシのようです。そこでこの科が多数掲載されている日本原色カメムシ図鑑.・第2巻を調べてみると、ツシマキノコカスミカメ Fulvius dimidiatus という種によく当てはまります。
2001年発行の図鑑の説明によると、和名が示す通りこの種は国内では対馬にだけ分布するとされていますが、ネットで検索してみると関東でも発見されているようです。他の地域の情報は見つかりませんでしたが、ここ兵庫県にいても不思議ではないでしょう。
やはりネット情報によれば学名も Fulvius nozawai Yasunaga & Wolski, 2017 に変わっているようです。

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図鑑には体長3.3mmとされていますが、この個体はやや大きく約4mmです。

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同じ個体です。

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同じ場所にいた別個体ですが、体長はほぼ同じです。

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最初のもこの個体も腹部が膨れていて、雌ではないかと思います。

(2018.10.26・学が丘北公園)


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2018年10月22日 (月)

ウメマツオオアリとインドトゲマダラアブラムシ

コナラの葉の裏で、インドトゲマダラアブラムシ(カバイロトゲマダラアブラムシ)の小コロニーの傍らにウメマツオオアリの小型の働きアリが張り付いていました。
もちろんアブラムシの出す甘露が目当てなんでしょうが、気温が低いせいかじっとしたまま、触角もほとんど動かしていませんでした。

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(2018.10.15・舞子墓園)

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2018年9月 6日 (木)

ヒゲナガカメムシの成虫と若齢幼虫

道端に垂れ下がったオヒシバの花穂を吸汁していたヒゲナガサシガメです。

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右上の、触角の短いのが雌で、左下のが雄でしょう。小さな幼虫もいます。

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これが雄。

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雌の足元に小さな幼虫も。

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1齢でしょうか。体長は約1.5mmです。

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(2018.08.30・学が丘北公園)

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2018年9月 3日 (月)

アワダチソウグンバイの卵を食べるタカラダニ

アワダチソウグンバイはその名が由来したセイタカアワダチソウ以外にも多種の植物に寄生するようで、このオオオナモミの葉でもよく見かけます。
この日見つけたのは卵だけで成虫も幼虫もいませんでしたが、アワダチソウグンバイの卵は以前にも見ているので間違いないでしょう。その卵に一匹の赤いタカラダニの仲間が来ていました。口吻を突き刺して吸汁しているようでしたが、卵塊を黒く覆った母虫の糞(?)はこの場合保護の役には立っていないんでしょうか。

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(2018.08.30・学が丘北公園)

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2018年8月30日 (木)

クスベニヒラタカスミカメ

台風20号が通過した翌朝、窓ガラスにこのカメムシがとまっていました。まだ見たことのなかったクスベニヒラタカスミカメです。
この種についてはそよ風さんの記事で初めてその存在を知ったのですが、3年ほど前から大阪を中心に分布を拡げつつある外来種だそうです。台風の風に乗ってやってきたのかも知れませんが、大阪市立自然史博物館のサイトを見れば神戸市や明石市、さらに西の姫路市・相生市でも確認されているようなので、近所の公園などでもすでに棲みついているのかも知れません。

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(2018.08.24・神戸市垂水区)

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2018年8月24日 (金)

鳥の糞を食べるキマダラカメムシ

アカメガシワの葉の上で、2匹のキマダラカメムシが鳥の糞を食べていました。

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動画です。

折からの猛暑と強烈な日差しのおかげで鳥の糞はカラカラに乾いていますが、カメムシは口吻で削り取るようにして食べているように見えます。それでも粉状になっただけでは吸えないはずですから、いくらか唾液を出して溶かしているのかも知れません。
以前にもこのカメムシが鳥の糞らしきものを食べるところを目撃していて、またネット上でも同様の行動を観察した例がいくつか紹介されています。多分これが好物なんでしょう。

次は同じ日にケヤキの幹にいた幼虫です。
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やはり同じように盛んに口吻を動かしていましたが、こちらの方は何を食べているのかよく分かりませんでした。

動画です。

(2018.08.11・明石公園)

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