カテゴリー「半翅目」の584件の記事

2018年8月13日 (月)

ハリカメムシの幼虫たち

ヨウシュヤマゴボウの花序に集まっていたハリカメムシの幼虫たちです。
ハリカメムシとホソハリカメムシの幼虫はよく似ているようで、実はその見分け方がよく分かりません。ただ、以前この植物でハリカメムシの成虫を見ていますし、ネット検索でもヤマゴボウ科で観察されている例としては(種名が確実なものは)すべてハリカメムシのようです。
ただし「日本原色カメムシ図鑑」で食草として挙げられているのはハリカメムシでイネ科とタデ科、ホソハリカメムシではイネ科とヒユ科(沖縄各地)で、ヤマゴボウ科は両種ともに記載がありません。
下の写真は3個体を各2枚ずつ並べたものですが、それぞれ何齢なのかは分かりません。

_dsc2358
 
_dsc2360

_dsc2367

_dsc2371

_dsc2372

_dsc2376

(2018.08.06・神戸市北区)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年8月 2日 (木)

ヒメダルマカメムシ

久しぶりにヒメダルマカメムシを見ました。
同属でやや大型のダルマカメムシの方は、あまり多くはないものの毎年現れる木を知っているのですが、このヒメダルマは数年に一度くらいしかお目にかかる機会がありません。
何しろ小さい上にこの体色で樹皮の上を歩いているのものですから、目につかないだけで案外どこにでもいるのかも知れません。この日はモッコクの幹で黒く光るものが動いているのを見つけ、大きめのササラダニだろうと思いながらルーペを出して確認するとこのカメムシでした。

_dsc20162

_dsc20432
口吻を伸ばして樹皮の上を探りながら歩いていました。ダルマカメムシはカイガラムシ類を捕食するそうですが、この種も同じなんでしょうか。

_dsc20252

_dsc20372
体長は約1.7mmです。

(2018.07.23・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年7月24日 (火)

ハギオナガヒゲナガアブラムシ

ハギの葉や枝にアブラムシが集まっていました。ハギオナガヒゲナガアブラムシ Megoura lespedezae だと思います。

_7110197

Img_26032
いつも参照している「アブラムシ入門図鑑」には生息部位について「小枝や葉裏。秋には花梗に見られる」とありますが、この日はご覧のように葉表にたくさん集まっていました。

Img_26192
これらはみんな幼虫でしょう。大きい個体で体長1.5mmほどです。

Img_26332
これは成虫だと思います。体長約2mm。

Img_26392
有翅成虫が1匹だけ見つかったのですが、どうも死んでいるようです。

(2018.07.11・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月21日 (木)

キマダラカメムシ幼虫

桜の葉裏のキマダラカメムシ幼虫です。

_6130162
12個の卵塊のうち孵化しているのは3個だけで、この3匹の幼虫たちは生まれて間もないと思うのですが、それにしては少し大きすぎるような気もします。
卵塊の傍らにタマゴクロバチらしき姿が見えますが、すぐに逃げてしまい、確認できませんでした。

Img_2383
なかなか派手な柄ですね。もっと大きくなった幼虫はこちら、成虫はこちらに出しています。

Img_2408

Img_2418
幼虫の出た後の卵殻には、クサギカメムシのと同じような破砕器が見えます。まだ孵化していない9個はすでに寄生卵を産みこまれているのかも知れません。

Img_2427
別の葉についていた卵塊です。12個というのは、この種が一度に産卵する定数のようです。

(2018.06.13・明石公園)



| | コメント (2) | トラックバック (0)

2018年6月17日 (日)

ヨツボシテントウの幼虫

アベマキの葉裏にヨツボシテントウの幼虫がいました。平べったい体で、アブラムシの脚に噛みついてそこから体液を吸うという面白い捕食習性を持った虫です(こちらの記事)。

Img_2346
アブラムシを捕えているようですが、口元までは見えません。

Img_23482
周囲を歩き回っていたアリはトビイロケアリと思われますが、以前に見た時と同じように、攻撃する様子は全く見せません。

Img_23502
別の葉では脱皮中の幼虫がいました。上に載っているのは脱皮前の食事の残骸でしょうか。

Img_23682
ここでもアリがうろついていましたが、ヨツボシテントウ幼虫と死んだアブラムシ、そのどちらに惹きつけられるんでしょう。

(2018.06.13・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年6月 4日 (月)

チューリップヒゲナガアブラムシ?

ハリエンジュ(ニセアカシア)の葉で以前に見たタマバチのゴールを探していると、葉裏にアブラムシがついていました。母虫と生まれたばかりと思われる幼虫たちです。
図鑑やネット画像に当たってみるた結果多食性のチューリップヒゲナガアブラムシ Macrosiphum euphorbiae と見当をつけましたが、確かではありません。

Img_1786
脚が長く体色に透明感があって、なかなか奇麗なアブラムシです。

Img_1788
雌成虫の体長は約3mm。

Img_1779
有翅型もいました。

(2018.05.25 明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月27日 (日)

ボタンヅルグンバイ

夕食の準備をしていた妻がちょっと来いと言うので行ってみると、俎板の上をグンバイムシが一匹歩いていました。ヒメグンバイあたりだろうと思いながら念のためルーペを取ってきて覗いてみると、どうやら初めて見る種です。写真を撮るにも俎板の上では格好がつかないので、こいつが付いていたというレタスの葉っぱと一緒に容器に入れてしばらくしてから見に行くと、おとなしく口吻を刺して吸っていました。
日本原色カメムシ図鑑・第3巻で調べてみると、ボタンヅルグンバイ Cysteochila vota で良さそうです。ヤブガシラグンバイ C. consueta と同属で、確かにちょっと似ています。頭端から翅端まで約3.8mmです。
“ボタンヅルに寄生するといわれるが、タデ類から見つかったこともある”とのことですが、レタスについていたのは偶然でしょうか。袋のラベルには長野県産とありました。

Img_1786

Img_17922

Img_17672

Img_17522

Img_1812

(2018.05.22・自宅にて)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 8日 (火)

クストガリキジラミ・1齢幼虫

まだ柔らかいクスノキの新葉にところどころ小さく膨らみ始めた部分があって、裏返してみると小さなキジラミ幼虫がついていました。クストガリキジラミ Trioza camphorae だと思います。
体長は0.3mmほどで、おそらく1齢幼虫でしょう。以前掲載したカシトガリキジラミの1齢幼虫を太短くしたような格好です。

Img_0741

Img_07583

Img_07652
もっと成長した幼虫はこちらに、羽化の様子はこちらに出しています。

(2018.04.28・舞子墓園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年5月 5日 (土)

ホウセンカヒゲナガアブラムシ

サルトリイバラの葉の裏で、ホウセンカヒゲナガアブラムシ Impatientinum impatiens が増殖中でした。

Img_0681
成虫は幹母だと思います。たくさんの葉の裏で一匹の幹母と数匹から十数匹の幼虫からなる集団が吸汁していました。

Img_0683

Img_06892

(2018.04.28・舞子墓園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2018年4月19日 (木)

ヤノイスアブラムシ 幹母

赤い花のついたイスノキの新葉に、ヤノイスアブラムシの新しいゴールができ始めていました。

Dscn3596
まだ僅かな膨らみに過ぎませんが、やがて成長するとこんなふうになります。

Img_8618edit
探してみると、まだ閉じていないゴールもあって、アブラムシの幹母が見えています。

Img_8639edit2
体長は約0.35mm。

Img_8643edit2
幹母の体の下は陥没し、周囲の組織が盛り上がっています。
こんなに小さな虫が吸汁すtることによって葉の組織に変化が起こり、やがて内部にアブラムシのコロニーを包み込んだ立派な虫こぶが形成されるというのはほんとに不思議です。

Img_8702edit
この葉ではたくさんのゴールができつつあって、いくつかはすでに口が閉じています。

Img_8692edit2
閉じつつあるゴール。こころなしか、中の幹母もやや太っているようです。閉じて間もないゴールはこちらに出しています。
このゴールからは初夏の頃に有翅胎生虫が脱出してきてコナラに移動して繁殖し、秋には有翅産性虫が再びイスノキに戻ってくるはずです。

(2018.04.10・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧