カテゴリー「鞘翅目」の378件の記事

2019年4月10日 (水)

コメツキムシ科の幼虫

ここしばらく野暮用が重なって虫撮りも更新も滞っていました。

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これは朽ち木の中から出てきた、多分コメツキムシ科の幼虫です。
体長が28mmほどもあり、その大きさから考えるとウバタマコメツキか、フタモンウバタマコメツキあたりしかないように思います。

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恐ろし気な頭部です。


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強大な大顎の上に頭盾からも3本の鋭い突起が突き出していて、双方で獲物をがっちりと咥えこむんでしょう。

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尾突起です。

(2019.04.09・学が丘北公園)

 

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2019年3月15日 (金)

ツヤナガヒラタホソカタムシ

5年前にも出していますが、朽木の樹皮下ではお馴染みの、ツヤナガヒラタホソカタムシ Pycnomerus vilis です。
保育社の甲虫図鑑ではホソカタムシ科 Colydiidae に分類されていますが、最近になってホソカタムシ類はムキヒゲホソカタムシ科 Bothrideridae とコブゴミムシダマシ科 Zopheridae に分けられたようで、本種は後者に含めれています。

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大きい方で体長約4.2mm。

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顔面に一対の凹陥部があって、鼻の穴みたいに見えます。

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これは大きい方。

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同じく大きい方の個体ですが、裏返してみました。小さなダニがついています。それに(この写真では分かりにくいですが)左中脚は根元から、左後脚は跗節が失われています。樹皮下の生活も楽ではないんでしょう。

(2019.03.08・学が丘北公園)

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2019年2月19日 (火)

ハネカクシ科 Lispinus属の一種

一昨日の記事の不明ハネカクシと同じ場所にいた別種のハネカクシです。以前の記事に Lispinus sp. として掲載したものと同種と思われます。前回は一箇所に多数の個体が集まっていましたが、今回は1匹だけでした。体長は約3.5mmです。

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頭部側面に細かな網目模様。

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腹節にも。

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(2019.02.15・明石公園)

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2019年2月17日 (日)

ハネカクシの一種

朽ち木の樹皮下から出てきた体長2.3mmほどのハネカクシです。
このサイズのハネカクシは難しそうだと思いながら保育社の甲虫図鑑をかなり念入りに調べたのですが、案の定ぴったりくるものが見つかりません。写真を見ると鞘翅の会合部に特徴があって、また尾節板に棘が5本並んでいます。このあたりから見当がつかないものかと、いくつかの属名で画像検索をかけてみたのですが、今のところ当たりがありません。
以前にも撮っているのではないかと思って探してみると、6年前の記事によく似た種を、やはり所属不明のまま掲載していました。しかしそれには上に挙げた尾節板や鞘翅会合部の特徴は見られないので別種のようです。

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鞘翅会合部後半に畝のような盛り上がりがあります。

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尾節板に棘が5本。

(2019.02.15・明石公園)

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2019年2月16日 (土)

甲虫の不明幼虫

伐採木の樹皮下にいた幼虫です。甲虫類には間違いありませんが、そこから先がさっぱり分かりません。体長約3.8mmです。

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(2019.01.24・学が丘北公園)

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2019年2月 1日 (金)

セスジデオキスイ属の一種?(?Brachypeplus )

伐採木の樹皮をめくってこの虫を見つけた時はずんぐりしたハネカクシだと思ったのですが、帰宅して写真を調べるとケシキスイの仲間でした。ただ保育社の甲虫図鑑には特徴の一致するものがなく、それでもなんとなく Brachypeplus(セスジデオキスイ属)に近そうなので属名で検索してみると、よく似た標本画像がいくつか見つかりました。どれも海外サイトで、また保育社の図鑑に掲載されている同属の2種も国内の分布域は琉球諸島だけのようです。
しかしさらに探すと、いつも拝見している「害虫屋の雑記帳(ブログ人の保存版)」に、セスジデオキスイの一種 Brachypeplus sp.として標本画像が掲載されていました。「西宮市の埋め立て地で、工場のライトトラップに捕獲された」ものだそうですが、下の写真と同じもののように見えます。場所も近所なので、同種の可能性が高そうです。

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周りはトビムシだらけでしたが、餌にはならないんでしょうかね。

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体長約3.8mm。

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(2019.01.24・学が丘北公園)

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2019年1月30日 (水)

ツヤツツキノコムシ

ツヤツツキノコムシ Octotemnus laminifrons は昨年5月にも出していますが、今回は朽ち木の樹皮下から出てきました。気温が低いせいかあまり動き回らずにいてくれたので、前回は捉えられなかった角度からこのユニークな形の頭部を撮影することが出来ました。

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このスタイルで体長が2ミリでなく、せめて2センチもあったら子供たちの人気者になれたことでしょう。

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大顎は上下2段構えの構造で、上の分枝は角のように上方に反り返り、下の分枝は短いながら鋭い歯を備えています。

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上に反り返った分枝はピントを外れて見えませんが、下の分枝の歯が見えています。

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腹面です。

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(2019.01.24・学が丘北公園)


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2018年12月19日 (水)

アナバケデオネスイ

朽ち木の樹皮下の小甲虫が続きます。
この頭でっかちの小甲虫はネスイムシ科のアナバケデオネスイ Mimemodes cribratus だと思います。

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検索表によればオバケデオネスイ属 Mimemodes は「頭部は♂で前胸より明らかに幅広く、♀では前胸とほぼ同幅。側頭は退化し、複眼のすぐ後方で小突起状となる」とあります。これは雄ですね。

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体長は約2.3mm。和名の「アナバケ」の由来は多分上翅の大きな点刻でしょう。
因みに、図鑑に載っている同属他種の和名は「オオバケデオネスイ」「ズバケデオネスイ」「オバケデオネスイ」「コバケデオネスイ」。楽しいですね。

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同じ場所にいた、多分雌。体長は約2mmです。

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最初の雄の顔です。デコボコですね。

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雄の腹面です。

(2018.12.14・学が丘北公園)



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2018年12月18日 (火)

ナガセスジホソカタムシ

昨日の記事のツヤケシヒメホソカタムシと同じホソカタムシ科の、ナガセスジホソカタムシ Bitoma parallela です。同じ朽ち木の樹皮下で見つけました。数匹いた中の最大の個体で体長約3.5mmです。当ブログ初登場です。

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(2018.12.14・学が丘北公園)

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2018年12月17日 (月)

ツヤケシヒメホソカタムシ

引き続き朽ち木樹皮下で見つけた小甲虫。ツヤケシヒメホソカタムシ Microprius opacusです。よく見かける普通種で数年前にも出していますがもう一度。

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前胸背板のX字隆起が特徴です。

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体長は約2.2mm。

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顔面を撮ろうとすると動き出して手近な割れ目に潜り込んでしまいました。

(2018.12.14・明石公園 学が丘北公園)

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