カテゴリー「鞘翅目」の340件の記事

2017年9月 6日 (水)

セスジナガキマワリ

何度も撮っている甲虫ですが、ちゃんと名前を調べたのは今回が初めてです。体長約12mmで、セスジナガキマワリ Strongylium cultellatum で合っていると思います。クサギの幹にくっついてじっとしていましたが、口元をよく見ると樹皮を齧っていたようです。

_dsc5562edit

_dsc5570edit2

_dsc5569edit2

_dsc5585edit
低い位置に下向きにとまっているので、顔面を撮るのに苦労しました。ゴミムシダマシの仲間には特異なご面相が多いようです。

(2017.08.06・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月10日 (木)

ヒロオビジョウカイモドキ 求愛行動?

ヒロオビジョウカイモドキ Intybia histrio の雌雄のこういう行動は4年前にも一度見ていますが、今回も同じ公園の、前回見たサクラの木から100mほどしか離れていないトウネズミモチの葉の裏でした。単なる偶然なんでしょうが、こういうことは時々あるような気がします。

_dsc4460edit
写真をみて気付いたのですが、前回のつがいでは鞘翅の赤い帯が雄の方が幅広だったのに対して今回はそれが逆になっています。その点では雌雄差はないということでしょうね。体の大きさでは前回は雌の方が明らかに大きかったのですが今回はどちらも体長はほぼ同じで約約3.6mm、ただしやはり雌の方が少し太っています。

_dsc4467edit

_dsc4470edit
前回見たのと同様、しばらく前進後退を繰り返した後互いの触角を絡み合わせるようにくっつけました。順調に運べばこの後交尾に至るのではないかと思いますが、今回も撮影で邪魔をしたせいか、やがて離れて別々に去っていってしまいました。

_dsc4470edit2
最後は3枚目の写真の部分拡大です。雌が雄の触角を舐めているようにも見えますが、やはり雌を誘うための臭腺のようなものでもあるんでしょうか。正面から見た雄の触角はこちらに出しています。

(2017.07.13・明石公園)



| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年8月 7日 (月)

キクイゾウムシ亜科の一種

マテバシイの幹を歩いていたキクイゾウムシです。 以前に疑問符つきでワシバナヒメキクイゾウムシ?として掲載したものによく似ていますが、今回の方が胸部がやや細長くてくびれが弱く、光沢が強く、また点刻もやや粗いように見えます。しかし体長はほぼ同じ(約3.7mm)なので同種の個体差なのかも知れません。

_dsc4392edit2

_dsc4404edit2

_dsc4409edit2

_dsc4429edit2

(2017.07.13・学が丘北公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月28日 (金)

ケシデオキノコムシ属の一種?(?Scaphisoma sp.)

先日出したヨシブエナガキクイムシ?と同じ伐採木で、やはりキノコの上にいた小さなデオキノコムシです。体長は2mmくらいで、保育社の甲虫図鑑のデオキノコムシ科の属の検索表を、例によって写真で確認できないところは飛ばしながら大雑把に辿ってみると、ケシデオキノコムシ属 Scaphisoma が近そうです。

_dsc4276edit2

_dsc4267edit2

_dsc4280edit2

_dsc4273edit2

_dsc4284edit2

(213.07.13・学が丘北公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月25日 (火)

ヨシブエナガキクイムシ?

積み上げられた伐採木の、白い菌類に覆われたところで何かひょこひょこと動いているのでルーペで覗くと、細長い甲虫が潜り込もうとしているところでした。
頭が隠れているのでそっと引っ張り出してみればナガキクイムシの仲間のようですが、可哀そうなくらい沢山のダニにたかられています。
この場所でもここ数年の間に多数のコナラの木がナラ枯れの被害にあい伐採されているので、これがかの悪名高いカシノナガキクイムシかと早合点したのですが、帰宅して調べてみるとこれではありません。保育社の甲虫図鑑の説明やネット画像から判断するとどうやら同属のヨシブエナガキクイムシ Platypus calamus のようです。
例によって写真では図鑑の検索表に取り上げられている判別点が十分確認できないので、疑問符つきで種名を出しておきます。

_dsc4150edit
見つけた時はこんな状態でした。

_dsc4172edit2
ルーペを覗いた時一瞬これが顔かと思いました。

_dsc4200edit
顔を見るために広いところに追い出しましたが、何度もさきほど頭を突っ込んでいた場所に戻ろうとします。

_dsc4209edit2
体長は約3.3mm。

_dsc4233edit2_2
意外に可愛らしい顔です。

_dsc4241edit2

(2017.07.13・学が丘北公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月22日 (土)

ベダリアテントウ

以前からイセリアカイガラムシが発生していたトベラの木で、ベダリアテントウ Rodolia cardinalis の成虫がたくさん羽化してきていました。

_dsc4060edit
下の、まだ体を半分蛹殻に入れたままで鞘翅の黒紋も出ていないのはおそらく雌なんでしょう、気の早い雄(多分)がすでに背中に乗っています。同属のベニヘリテントウ R. limbata と同じく、おそらくこのベダリアテントウも羽化の際一旦蛹殻から出て後翅を伸ばしてから再び蛹殻の中に戻ってしばらく過ごすのだろうと思います。

_dsc4106edit
こちらの雌雄はすでに交尾中ですが、やはり雌の黒紋はまだ十分色が出ていません。

_dsc4052edit_2
こちらも交尾中ですが、何と雌がお仲間の蛹を食べているように見えます。

_dsc4082edit2
そしてこちらでも。

_dsc4101edit
ほんとうに共喰いをしているのか疑問に思ったので上の成虫を追い払ってみました。やはり食べていたようです。肉食のテントウムシでは幼虫の共喰いをよく見かけますが、成虫が蛹を食べるとはちょっと驚きました。

(2017.07.03・明石公園)

| | コメント (4) | トラックバック (0)

2017年7月15日 (土)

クロヘリヒメテントウ?

サクラの葉裏にいた小さなテントウムシです。
甲虫図鑑の標本写真や検索表を見るとおそらくクロヘリヒメテントウ Scymnus hoffmanni だと思います。体長は約1.8mmです。
体長や体形、配色、被毛の状態、腹面の色など概ね検索表に合っていると思いますが写真で確認できない部分もあり、ネット上でも比較できる画像は少ないので種名は疑問符つきとしておきます。

_dsc3704edit2

_dsc3709edit2

_dsc3725edit2

_dsc3751edit2

(2017.07.03・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月13日 (木)

チョウセンハナボタル?

サクラの葉裏にとまっていたベニボタルの仲間です。体長は約6.8mm。
チョウセンハナボタル Plateros koreanus ではないかと思いますが、違うかも知れません。

_dsc9736edit_2

_dsc3439edit2_2

_dsc3442edit2_2

_dsc3455edit2_2

_dsc3459edit2_2

_dsc3468edit2_2

(2017.06.20・明石公園)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2017年7月12日 (水)

ケジロヒョウホンムシ Hanumanus senilis (改題)

* 2017.07.12・タイトル変更 *

匿名の方からひと言「ケジロヒョウホンムシ」というコメントをいただきました。早速その名前で検索すると「昆虫綱」というサイトの標本写真が出て来ます。綺麗な写真で、一目でこれだと思いました。保育社の甲虫図鑑にも載っていて、検索表の記述にもよく一致するのでこの種に間違いなさそうです。ヒョウホンムシ科という科名は知っていましたが多分撮影したのは初めてではないかと思います。上記図鑑には「乾燥動植物質を食し、一般家屋や食料貯蔵庫でも見つかるが、獣や鳥の巣からも発見され、(後略)」とあります。当初「ハムシの一種?」としていたタイトルを改めました。

アベマキの葉裏にいた体長2.6mmほどの小甲虫ですが、名前が分かりません。
最初クビナガハムシあたりかと考えて図鑑を調べてみましたが該当するものは見つからず、他の分類群もいろいろ調べてみましたがやはり分かりません。何者でしょうか?

_dsc3102edit2

_dsc3104edit2

_dsc3109edit2

(2017.06.16・明石公園)

| | コメント (3) | トラックバック (0)

2017年7月 7日 (金)

ノコギリカミキリ♀のコーリング

エノキの切り株でナメクジに乗っかったナガコバチを撮っている時、気がつけばすぐ傍を雌のノコギリカミキリが上ってきました。

_dsc9658edit2
このカミキリは針葉樹につくはずですからこのエノキから出てきたわけではないんでしょうが、羽脱したばかりのように木屑を着けています。

_dsc9682edit2
少し上ったところで立ち止まって産卵管を伸ばしはじめました。
調べてみるとこれはコーリングと呼ばれる、雄を呼ぶための行動だそうです。

_dsc3146edit2
産卵管の途中からとび出した半透明の袋から性フェロモンを放出しているらしいです。

_dsc3158edit
この公園ではこれまで2、3度しかノコギリカミキリを見たことがないんですが、この雌と一緒に待っていれば雄が飛んでくるのを見られるのかな?

(2017.06.16・明石公園)


| | コメント (0) | トラックバック (0)

より以前の記事一覧