カテゴリー「双翅目」の258件の記事

2019年8月 4日 (日)

アオメアブ

ブログで使える容量が残りわずかになっていることは前回の記事に書きましたが、ここしばらく雑用が多くてまだ今後の方針が決められません。今のところ、このブログはそのまま置いておいて続きは別の新しいところで始めようかという考えに傾いています。

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普通種のアオメアブですが、長年通っている公園ではこのアブに好まれる開けた草原のような場所が少ないせいか、あまり撮影する機会がありません。特に暑い季節はこちらの方もそういう場所を避ける傾向にあるのでなおさらです。

(2019.08.03・学が丘北公園)

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2019年7月13日 (土)

シオヤアブ

つい先日出したばかりのシオヤアブですが、今度はセマダラコガネを捕まえていました。
前回はお尻の先に白い毛束のある雄でしたが、今回は雌です。

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(2019.07.05・明石公園)

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2019年6月28日 (金)

トンボを捕えたシオヤアブ

 舗道の真ん中にトンボの死骸が、と思って近寄ってみるとシオヤアブに捕えられたコシアキトンボでした。

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双方ともに引けを取らない大型の捕食昆虫ですが、逆の結果に終わる場合はないんでしょうか。

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シオヤアブの胸部背面にも大きな傷が見えます。ひょっとしてトンボに反撃された際の・・・?。あるいは先に攻撃を仕掛けたのはトンボの方で、それが返り討ちに合ったとか・・・?。妄想です。

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触角も片方がありません。

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そのままでは通行人に踏まれそうなので、トンボの翅をそっとつまんで近くの土の上に運んでやりましたが、その間もアブは獲物にしがみついたまま吸血を続けていました。さすが大物です。

(2019.06.20・明石公園)

 

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2019年6月10日 (月)

ヒロクチバエ科の一種(Neohemigaster sp.)産卵行動

3年ぶりに再会したヒロクチバエ科 Neohemigaster 属の一種です。
状況は前回と全く同じでコナラの幹を産卵管を伸ばしながら歩き回っていたのですが、今回はゆっくりと産卵場面を撮ることが出来ました。

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歩き方は緩慢ですがコナラの樹皮の上ではこの体色と斑紋は大変有効な保護色で、一度目を離すと見つけるのに苦労します。

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体長は約7mm。

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産卵管を樹皮に差し込んでいます。

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この状態でしばらくじっとしていました。

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産卵行動の合間には染み出した樹液を舐めていました。

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前回の記事の写真と比べると、複眼の模様に結構違いがあります。個体ごとに違うのかも知れませんね。

(2019.06.05・舞子墓園)

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2019年6月 9日 (日)

タマバエの一種とその卵?

モチツツジの葉裏にいたタマバエの一種。

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葉の粘毛に捕まって身動きがとれなくなっているようです。

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体長約0.9mm、翅端まで焼1.5mm。腹端付近になにか見えています。

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卵のようですが、このタマバエが産み付けたものでしょうか。

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卵は長さ約0.25mm、形はやはりタマバエ類のもののように見えます。この仲間の幼虫はこのような葉裏でもよく見かけますが、もしかすると粘毛につかまって動けなくなったせいで本来の産卵場所でないところに生み落としてしまったのかも知れません。

(2019.06.05・舞子墓園)

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2019年3月 3日 (日)

ヒメイエバエ科幼虫

雨上がりの濡れた落ち葉をめくっていると、このウジムシが出てきました。以前にも2度(2016.12.142017.01.09)登場しているヒメイエバエ科 Fanniidae の幼虫です。
変わった形の幼虫ですが、まず頭部を持ち上げて前方に落とし、それを支点にして後体部を引き寄せるとまた頭部を持ち上げる、というシャクトリムシ風の前進運動をします。また頭部を落とす際には半透明の袋のような口器を膨らませてペタンと枯れ葉にくっつけるのですが、多分これで餌をとっているのでしょう。なかなか面白いウジムシです。

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体長は約5mmです。

(2019.03.01・明石公園)

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2019年2月22日 (金)

ユスリカを捕えたウロコアシナガグモ

真冬並みの寒い日でしたが、キンモクセイの葉の裏でウロコアシナガグモがユスリカを捕えていました。

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(2019.2.15・明石公園)

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2018年12月14日 (金)

ヌカカ科の一種(?Forcipomyia sp.)の幼虫

昨日のヤマトシロアリと同じ朽ち木の樹皮下にいたヌカカの幼虫で、おそらく Forcipomyia 属の一種だと思われます。今年の1月にも同じタイトルで出していますが、体長は同じくらいですが形が明らかに違うので、別種でしょう。それよりも、大きさに違いはありますがBABAさんが掲載されていたものの方によく似ていて、同種かも知れません。

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大きなもので体長3mmくらい。

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背面から生えた毛には先端と中ほどに粘液状の液滴がついています。

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こちらが頭部。

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こちらはお尻。

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頭部のすぐ後ろには前擬脚が見えます。前回の種ではこの前擬脚の先が二つに分かれてそれぞれに小さな爪がついていましたが、今回は裏返しての撮影はしませんでした。

(2018.12.08・明石公園)

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2018年11月12日 (月)

クロオビケブカアブラムシとキイロシリアゲアリ

お決まりのアリとアブラムシです。
アラカシの葉裏でクロオビケブカアブラムシが繁殖していて、そこに甘露を求めてキイロシリアゲアリが集まっていました。どちらもこのブログでは再三ご登場願っていますが、何しろこのところどこへ行っても虫が少なく、こんなものしか見つかりません。

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右上にピンボケでヒラタアブの幼虫が写っています。

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アブラムシを食べていますが、アリは知らん顔。

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無翅成虫と幼虫たち。

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こちらは脱皮中。

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近くの別の木では有翅成虫もたくさんいました。

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 3日 (土)

双翅目幼虫

朽ち木の樹皮の下から出てきた幼虫です。いわゆる蛆虫で、ハエの仲間には間違いありませんが種類の見当はつきません。

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体長は約5.5mm。

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頭部の左右から突き出した耳のようなものは何の器官でしょうか。

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お尻には一対の後気門が開いています。

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後気門から太い気管が延びているのが透けて見えます。

(2018.10.26・学が丘北公園)

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