カテゴリー「双翅目」の254件の記事

2019年3月 3日 (日)

ヒメイエバエ科幼虫

雨上がりの濡れた落ち葉をめくっていると、このウジムシが出てきました。以前にも2度(2016.12.142017.01.09)登場しているヒメイエバエ科 Fanniidae の幼虫です。
変わった形の幼虫ですが、まず頭部を持ち上げて前方に落とし、それを支点にして後体部を引き寄せるとまた頭部を持ち上げる、というシャクトリムシ風の前進運動をします。また頭部を落とす際には半透明の袋のような口器を膨らませてペタンと枯れ葉にくっつけるのですが、多分これで餌をとっているのでしょう。なかなか面白いウジムシです。

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体長は約5mmです。

(2019.03.01・明石公園)

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2019年2月22日 (金)

ユスリカを捕えたウロコアシナガグモ

真冬並みの寒い日でしたが、キンモクセイの葉の裏でウロコアシナガグモがユスリカを捕えていました。

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(2019.2.15・明石公園)

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2018年12月14日 (金)

ヌカカ科の一種(?Forcipomyia sp.)の幼虫

昨日のヤマトシロアリと同じ朽ち木の樹皮下にいたヌカカの幼虫で、おそらく Forcipomyia 属の一種だと思われます。今年の1月にも同じタイトルで出していますが、体長は同じくらいですが形が明らかに違うので、別種でしょう。それよりも、大きさに違いはありますがBABAさんが掲載されていたものの方によく似ていて、同種かも知れません。

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大きなもので体長3mmくらい。

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背面から生えた毛には先端と中ほどに粘液状の液滴がついています。

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こちらが頭部。

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こちらはお尻。

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頭部のすぐ後ろには前擬脚が見えます。前回の種ではこの前擬脚の先が二つに分かれてそれぞれに小さな爪がついていましたが、今回は裏返しての撮影はしませんでした。

(2018.12.08・明石公園)

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2018年11月12日 (月)

クロオビケブカアブラムシとキイロシリアゲアリ

お決まりのアリとアブラムシです。
アラカシの葉裏でクロオビケブカアブラムシが繁殖していて、そこに甘露を求めてキイロシリアゲアリが集まっていました。どちらもこのブログでは再三ご登場願っていますが、何しろこのところどこへ行っても虫が少なく、こんなものしか見つかりません。

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右上にピンボケでヒラタアブの幼虫が写っています。

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アブラムシを食べていますが、アリは知らん顔。

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無翅成虫と幼虫たち。

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こちらは脱皮中。

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近くの別の木では有翅成虫もたくさんいました。

(2018.11.02・明石公園)

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2018年11月 3日 (土)

双翅目幼虫

朽ち木の樹皮の下から出てきた幼虫です。いわゆる蛆虫で、ハエの仲間には間違いありませんが種類の見当はつきません。

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体長は約5.5mm。

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頭部の左右から突き出した耳のようなものは何の器官でしょうか。

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お尻には一対の後気門が開いています。

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後気門から太い気管が延びているのが透けて見えます。

(2018.10.26・学が丘北公園)

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2018年8月25日 (土)

ホリカワクシヒゲガガンボ

ホリカワクシヒゲガガンボはすでに何度か(2010.07.09,2012.6.26,2013.09.17)掲載していますが、ガガンボらしからぬ頑丈そうな体つきが気に入っています。前胸背板の色にはほぼ黄色一色から黒一色まで変異が大きいようです。

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(2018.08.11・明石公園)

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2018年4月27日 (金)

アラカシの樹液の双翅目幼虫

アラカシの幹に、染み出した樹液が溜って白くなった部分があったので見に行くと、樹液の中でたくさんのウジ虫が蠢いていました。

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白い樹液の中に半透明の体が溶け込んで境目が分かりません。

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黒いペン先のようなのが頭部でしょう。画面左上には別個体のお尻が見えます。

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体長は4~5mmくらい。双翅目には間違いなさそうですが、何の仲間でしょうか。

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樹液の中から頭部や後気門が覗いています。

(2018.04.10・明石公園)

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2018年1月20日 (土)

お知らせ(ヤリバエ科 Lonchoptera sp.の幼虫)

これは1年ほど前に「不明双翅目幼虫」として掲載していたものですが、昨日の記事に出したヌカカ幼虫を調べていて偶然正体が判明しました。詳しくは元の記事をご覧ください。

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2016.12.17・学が丘北公園

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2018年1月19日 (金)

ヌカカ科の一種(?Forcipomyia sp.)の幼虫

伐採木の樹皮下に集まっていた幼虫です。脚がなくて、その代わりに前端近くの腹側に妙な形の突起があります。
確かユスリカの幼虫がこんな格好をしていたと思い、同じ双翅目だろうと考えてManual of Nearctic Dipteraの中の幼虫の図を順に見ていくと、ユスリカ科以外にブユ科やヌカカ科の幼虫にも同じような突起(前擬脚)があることが分かりました。
そこでまずヌカカ科 Ceratopogonidae の幼虫でネット画像を探してみると主に海外サイトでよく似たものがたくさん見つかりました。すべてForcipomyia属の幼虫とされています。お馴染みのBABAさんの記事もありました。そちらの方はかなり小型(1mm弱~1.3mm)ですが、同じ種の若齢幼虫かも知れません。

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体長は約3mm。

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鳥のくちばしみたいな頭部です。

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眼や触角があるのかないのか、よく分かりません。

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1匹ひっくり返してみました。頭部近くの腹側に前擬脚が見えます。

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その他に脚らしきものは見えません。

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前擬脚の拡大です。根本付近(左)は一つですが、先の方(右)は二股に分かれていて、先端には小さな爪が生えています。

(2018.01.13・学が丘北公園)


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2017年11月24日 (金)

不明ハエ

先ごろの台風で倒れたアベマキの幹がいくつかに切り分けられていて、その木口を小さなハエが忙しそうに歩き回っていました。
翅をひらひら動かしたり前脚をふり上げたりする様子が捕食性を思わせ、その前脚も腿節が太くて捕獲肢のようにも見えます。オドリバエ科か、と思いましたが触角が違いますね。
翅脈が読み取れる写真があれば科の見当くらいはついたと思うのですが、残念ながらその前に逃げられてしまいました。

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体長は約2.7mm。

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時々前脚を、平泳ぎでもするように動かします。

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触角刺毛は羽毛状。

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(2017.11.17・明石公園)

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