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アサヒナカワトンボ
ブログを始めて3年以上になりますがトンボが登場するのはこれでようやく4度目です。
この時期、六甲山系の谷川沿いでたくさん見られるトンボで、ニシカワトンボと憶えていたのですが念のためネットで調べると和名が変わっていました。このカワトンボ(Mnais)属の分類はしばらく前までいろいろ異説があって研究者によりまたまちだったのが、最近になってDNAの塩基配列の比較により2種にまとめられ、その後和名も変更されたということです。(実態はもう少し複雑なようです。)
と言うことで写真は以前ニシカワトンボと呼ばれていた種ですが現在はアサヒナカワトンボ(M.pruinosa)という和名に改められています。
腹部が細くて長いのが雄。何か捕えて食べています。
獲物はこの日たくさん飛んでいたカワゲラの一種のようです。
太くて短い腹部が雌。
最後に、仲良く並んだ雄と雌。
この種には同属の残りの一種であるニホンカワトンボ M.costalis とともに翅の色にいくつかのタイプがあって、2種を形態で区別するのは難しいということですが、青木典司著「神戸のトンボ」によれば翅の透明なタイプのオオカワトンボ(=ニホンカワトンボ)は神戸では見つかっていないそうです。
(2013.05.08・再度谷)
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