カテゴリー「昆虫以外の節足動物」の23件の記事

2017年3月 2日 (木)

ウロコナガコムシの一種

落ち葉の中に転がっていた石を裏返すと、たくさんのワラジムシの間をこの白い虫が走り回っていました。初めて見るナガコムシの仲間で、体表が鱗片に覆われているのでウロコナガコムシ属 Lepidocampa の一種のようです。

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体長は約2.7mm。体が銀色に光ってきれいです。最初肉眼で見たときはトビムシかと思いました

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なかなか顔面にピントが合いませんが、この仲間は眼がないそうです。

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触角はシロアリのような数珠状です。

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鱗片が整然と並んでいます。

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(2017.03.01・明石公園)

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2017年1月 5日 (木)

エダヒゲムシ目の一種(改題)

* 2017.01.07・追記とタイトル修正 *

ジークさんより、エダヒゲムシ目には複数の科があり、写真での同定は難しいため、エダヒゲムシ目で止めておいた方がよいと教えていただきましたので、タイトルと記事を修正しました。

このエダヒゲムシ科 Pauropodidae エダヒゲムシ目の一種には昨年夏に初めてお目にかかりましたが、その時撮影した個体は脚の数が少ない幼体でした。今回石の下から出てたのは数えると9対の脚が揃っているので成体だと思われますが、同種ではないかも知れません。体長は約1.1mmです。

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(2016.12.29・明石公園)

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2016年12月28日 (水)

ミコシヤスデ科の一種・幼体

朽木の樹皮下から出てきたヤスデの一種です。体長約4.5mmで、体色も薄いので幼体でしょう。各体節から片側3本づつの長い毛が生えているのが確認できるので、ミコシヤスデ科の一種だと思います。この仲間の成体の画像はBABAさんが掲載されています。

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(2016.12.24・明石公園)

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2016年12月10日 (土)

ナガワラジムシの一種

落ち葉に埋もれていた枯れ枝を裏返すと、小さな白いワラジムシが数匹くっついていました。体長は3mm前後で、周りに沢山いるワラジムシの子どもかと思ったのですが調べてみると別の科のナガワラジムシの仲間のようです。ワラジムシの幼体では体節表面が平滑なのに対してナガワラジムシでは凹凸があるという違いがあるそうです。但しナガワラジムシ Haplophthalmus danicusの場合は胸部背面に並ぶ突起が縦長になるのですが、今回撮ったものは写真で見るように顆粒状の突起が並んでいるだけなので別の種と思われます。

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(2016.12.08・明石公園)

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2016年8月10日 (水)

ヤスデの子ども(ハガヤスデ科?)

地面に落ちた枯れ枝の裏にいた、体長1.5mmばかりのヤスデの幼体です。
この体形はシロハダヤスデ科かハガヤスデ科のどちらかでしょう。前者であれば背板の瘤から細毛が生えているはずで、下の写真にはそれが見当たりませんが、なにしろ小さいのでまだ生えていないのかも知れず、生えていても写っていないという可能性もあります。
シロハダヤスデ科のマクラギヤスデはこちら、またハガヤスデ科と思われる、もう少し成長したものはこちらに出しています。

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(2016.07.23・明石公園)

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2016年7月21日 (木)

エダヒゲムシの一種

今回も地面に落ちた枯れ枝の下から出てきた小さな奴です。
白くて細長い体をくねらせながら走り回るのでムカデの子どもかと思ってレンズを向けたのですが、ムカデではありません。帰宅してから「校庭のクモ・ダニ・アブラムシ」という図鑑で調べると、エダヒゲムシの仲間のようです。
エダヒゲムシ綱・エダヒゲムシ目のエダヒゲムシ科の一種ということになるのですが、説明を読むと歩脚が18本とあります。下の写真では複数の個体が混ざっていますが、数えられるものでは6対しか見えません。おそらくムカデなどと同じように脱皮を重ねるにつれて増えるのでしょう。つまりこれらの個体はまだ成体ではないのだと思います。体長は0.6から0.8mmくらいです。

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枝をひっくり返したときは沢山走り回っていたのですが、目一杯倍率を上げた視野の狭いファインダーを覗いてどこだどこだと探し回っているうちにほとんどが手近の穴や隙間に潜り込んでしまいました。

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触角の先端部分が3つに分かれることからこの名があるようです。

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これはお尻の方。

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脚の数の揃った成体もいずれ撮りたいものです。

(2016.07.06・明石公園)

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2016年7月 8日 (金)

アカサビザトウムシ

ザトウムシの仲間は以前に一度だけ出していますが、今回のものはまた別の種です。
ネット上でもこの仲間は情報が少ないのですが、BABAさんのブログでアカサビザトウムシ Gagrellula ferruginea として紹介されたものが同じ種のようです。背中に同様の棘を持つ種にはオオナガザトウムシやヒトハリザトウムシというのもいるそうですが、ネット上の画像などと比較した限りでは今回の種はアカサビザトウムシで間違いないと思います。

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目の上に微小なダニがくっついています。

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こんな棘が何の役に立つんでしょうかね。ひょっとしたら何かの感覚器官かな。

(2016.07.04・摩耶山)

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2016年5月20日 (金)

トビズムカデ

マテバシイの葉の隙間に大きなムカデが隠れていました。

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頭が見えないのでちょっとつついてみると、

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大儀そうに顔を出しました。トビズムカデですね。

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しかしまだお目覚めの時間ではなかったようで、やがて元の葉の間に戻ってしまいました。

(2016.05.14・学が丘北公園)

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2016年4月12日 (火)

ニホンヒメフナムシ

朽木をひっくり返すと出てきたニホンヒメフナムシ。これまで何度も見かけてはいたのですが、動きが速く現れてもすぐに落ち葉の下に潜りこんでしまうしあまり興味も感じられなくて、あえて追いかけて撮ろうとしたことはありませんでした。
それがこの度は、つい先日のBABAさんの記事を見て意外に面白い被写体ではないかと感じたばかりだったので(そして初めて名前を知ったので)、撮影してみました。

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(2016.04.10・学が丘北公園)

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2016年4月10日 (日)

マクラギヤスデ

先日ハガヤスデ科の一種?として出したものとよく似ていますが、これはハガヤスデ科ではなくシロハダヤスデ科で、おそらくマクラギヤスデ Niponia nodulosa で合っていると思います。
今回あらためて調べてみると、いつも見ているAclerisさんのいもむしうんちは雨の音の記事でこのシロハダヤスデ科の特徴をまとめられていました。それによるとシロハダヤスデ科では背板の隆起瘤に細毛があり、ハガヤスデ科にはそれが無いという違いがあるということで、3枚目の写真で背板の瘤から1本づつ細い毛が生えているのが確認できるのでシロハダヤスデ科でしょう。そして日本で記録のある同科2属のうち黒っぽい体色からマクラギヤスデ属、そして同属ではマクラギヤスデ1種しか記録がないそうなので、下の写真もこの種だろうと判断しました。
朽木をひっくり返した裏側にくっついていたもので、体長は20mm足らず。同じAclerisさんの記事によればこの仲間は成体で体節が20節あるそうですが、下の写真では(私の数え方が間違っていなければ)19節なので、成体一歩手前の幼体ということでしょう。

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ちょっと見えにくいですが、背板の饅頭形の瘤から1本づつ細い毛が生えています。

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裏返してみました。画面右寄りに見えているのが生殖孔でしょうか。

(2016.04.10・学が丘北公園)

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