クリイロヒメキノコムシ?(改題)
* 2018.11.04・追記とタイトル変更 *
下の記事に書いたように当初ツツキノコムシ科だと考えていたのですが、Acleris さんから、「ホコリタケに付いていることからヒメキノコムシ科」で「クリイロヒメキノコムシかその近縁種」だろうとのコメントをいただきました。改めて保育社の甲虫図鑑を調べてみるとヒメキノコムシ科は「これまでに判っている限りすべての種が粘菌類をホストとする」グループで、日本には2属3種が分布するということです。図鑑には3種すべてが掲載されていますが、その中では Acleris さんが挙げられたクリイロヒメキノコムシ Sphindus castaneipennis が、下の写真とよく一致します。おそらくこの種だろうと思いますが、とりあえず疑問符付きでタイトルに種名を掲げておきます。
朽ち木に生えた粘菌(ムラサキホコリの一種)の子実体を撮影していると、小さな甲虫が視野に入ってきました。
体長は約2.3mmで、すでに胞子を飛ばしてしまって繊維だけになった子実体の上を歩いています。とりあえず数枚撮ってから、倍率が高すぎるので下げようとカメラを操作している間に見失ってしまいました。おかげで全体の様子が分かる写真がありませんが、ツツキノコムシ科の雌だと思います。
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