カテゴリー「アザミウマ目」の36件の記事

2017年9月25日 (月)

アザミウマ類の幼虫と蛹

以前の記事にタイワンフウの葉裏で撮影したアカオビアザミウマ Selenothrips rubrocinctus の幼虫成虫を掲載しましたが、同じ場所のモミジバフウの葉裏を探してみると、やはりアザミウマ類の幼虫や蛹が見つかりました。蛹の一つは同じアカオビアザミウマのように見えますが、他の幼虫や蛹は種が異なるようです。

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この蛹は前回と同じアカオビアザミウマだと思います。体長は約1mm。

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上2枚は同じものです。
この蛹も大きさはほぼ同じですが、特徴的な赤い帯がなく、別種ではないかと思います。尾端にまだ脱皮殻がついています。

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この幼虫たちもアカオビアザミウマではなさそうです。二つ目の蛹と同じ種かも知れません。体長は約1.1mmです。

(2017.08.22・神戸市中央区)


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2017年5月31日 (水)

アザミウマの一種

ヤブニッケイの葉の裏に、きれいな色あいのアザミウマがいました。
去年の今頃、イヌビワの葉裏で一匹だけ見つけたものと同じ種だと思いますが、今回は周囲の葉で多くの個体が見つかりました。
このヤブニッケイは多くの葉にニッケイトガリキジラミの寄生によるゴール(ニッケイハミャクイボフシ)が形成されていて、葉裏から見るとその部分が陥没して穴になっています。アザミウマの何匹かはその穴を覗き込んでいるように見えたので、このトガリキジラミのゴールに何らかの関係を持っているのではないかと想像してみましたが、それ以上の行動も見られなかったので多分無関係なんでしょう。

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体長は1.5mm前後。

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反り返った姿勢なので背面全体にピントを合わせられません。

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この穴にいかにも興味ありげに見えるのですが…。

(2017.05.26・明石公園)


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2017年4月 6日 (木)

クダアザミウマの一種(Bactrothrips ?brevitubus)

カクレミノの葉裏にいた大型のクダアザミウマですが、2、3枚撮ったところでポロリと落ちてしまい、背面の全体像しかありません。
以前のHepotaさんの記事の中に岡島先生によるBactrothrips属の検索表が引用されていたので参照させてもらうと、7種の中でB.brevitubusにほぼ一致するようです。本属中最も普遍的に見られる、とのことなのでおそらくこの種だと思いますが、一応種名には疑問符をつけておきます。
同種の雌と思われる画像は2014.02.07の記事に掲載していますが、今回は雄で、腹部(第6腹節)から一対の大きな角状突起が突き出しています。

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体長は、長い尾管の先までで約5.9mmです。

(2017.03.20・学が丘北公園)

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2016年12月24日 (土)

クダアザミウマ科の一種

カクレミノの落ち葉にくっついていた、綺麗なアザミウマ幼虫です。クダアザミウマ科の一種でしょう。

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葉脈の陰に隠れるような格好でじっとしていました。体長は約1mm。

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同じ葉に同種と思われる成虫もいました。成虫でこんな色をしたアザミウマを見たのは初めてです。これでも体長は1.7mmほどですが、幼虫を撮るために目一杯倍率を上げていたので画面からはみ出してしまいました。

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慌てて倍率を下げる操作をしている間に残念!見失ってしまいました。

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ルーペを使って周囲を丹念に捜索しましたが、見つかったのは幼虫がもう一匹だけ。周りの落ち葉も探しましたが幼虫成虫ともに一匹も見つかりませんでした。

(2016.12.17・学が丘北公園)


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2016年9月16日 (金)

不明アザミウマ幼虫とクロトンアザミウマ

一昨日の記事に続き、トサカグンバイに寄生されたネジキの葉の裏で見つけた微小昆虫。最初トサカグンバイの孵化幼虫かと思いましたが、モニタを確認するとアザミウマの幼虫でした。
腹端に自らの排泄物らしき小球をくっつけたまま歩き回っているのは以前掲載したアカオビアザミウマの幼虫と同じですが、種は違うようです。

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まだ若齢でしょう。体長は0.7mmくらい。

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こちらは約0.9mm。

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0.9と0.6mmくらいの2匹。

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画面左は0.8mmくらいのトサカグンバイの幼虫です。

同じ枝の別の葉にクロトンアザミウマの成虫がいました。
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体長約1.4mmです。
上の幼虫もこの種なのかも知れませんが、どちらも多くは見つからなかったので確かなことは言えません。

(2016.09.12・舞子墓園)

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2016年5月25日 (水)

アザミウマの一種

イヌビワの葉の裏で、ちょっと綺麗なアザミウマを見つけました。初めて見る種です。
なかなかカラフルな外見なので似たものが見つからないかとネット画像を探してみましたが見当たらず、科名の見当もつきません。
体長は約1.4mm。周りの葉も調べましたが他には1匹も見つかりませんでした。

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(2016.05.24・明石公園)

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2016年5月10日 (火)

アザミウマ類の幼虫

木杭の上をたくさんの赤い点が動いているので、ちょうど今頃アラカシの幹で見られるカシノアカカイガラムシがこんなところにも、と思ってよく見るとアザミウマの幼虫でした。
周囲を探すの他の杭や生きた木の幹でも歩いているのが見つかります。この春孵化した幼虫たちだと思いますが、どこから湧いてきたんでしょう。

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体長約0.9mm。写真を見ると杭の表面に卵のようなものや抜け殻みたいなものなど色々写っているんですが、撮影時には歩き回るアザミウマうを追いかけるのに精一杯で他のものは全く見えていませんでした。

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こちらはやや大きく1mmくらい。

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一見のんびりと歩いているようですがなにぶん小さいのでピント合わせも一苦労です。

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腹端には二股に分かれた小さな角状突起が見えます。

(2016.05.01・学が丘北公園)


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2016年3月 1日 (火)

Bactrothrips flectoventris (クダアザミウマ科)

ヤツデの葉裏にいた大型のクダアザミウマです。独特の「釣り針型」の姿勢から、以前に一度掲載したBactrothrips flectoventrisとして間違いないと思います。前回の個体は腹部に突起を持っていなかったので雌でしたが、今回のものは立派な突起が見えるので雄でしょう。

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前回の記事にSOさんからいただいたコメントによればこの種が最初に発見されたのは同じ明石市だそうです。

(2016.02.16・明石公園)

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2015年7月21日 (火)

クダアザミウマ科の一種(?Liothrips sp.)・交尾行動?(改題)

*2015.07.28・追記とタイトル修正 *

SOさんから頭部がやや長いこと、前翅が中央で狭まらないことなどの特徴からこれはHaplothrips属ではなくおそらくLiothrips属であろうと教えていただきました。この属は日本から23種が記載され、未同定種のいくらかあって写真では種までの同定はできないとのことです。タイトルの属名を修正しました。

エノキの幹の窪みに集まっていたクダアザミウマです。
以前SOさんに教えていただいたHaplothrips属に似ているようで、その一種ではないかと思います。

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大小4匹が絡み合っていて動いています。交尾行動かと思ったのですがこの倍率ではカメラのファインダーも非常に暗く、何が行われているのかよく見えません。
体長は画面上の大きいのが2.5mm、一番小さいのが2mmくらいです。

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やがてみんなでぞろぞろと移動を始めました。
やはり一番大型の個体を小さいのが追いかけているようです。

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大きい個体が雌でしょうか。

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(2015.07.13・明石公園)

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2015年3月28日 (土)

クダアザミウマ科 Holothrips sp.(改題)

* 2015.04.09・追記とタイトル修正 *

専門家のSOさんから、Holothrips属の一種であると教えていただきました。おそらく H.latidentis と思われるが近似種がいるので断定できないということです。またこの種は食菌性だそうです。タイトルに属名を入れました。

* 2015.04.11・追記 

振り上げた腹部の先がまるで武器のようだと思ったのですが、クダアザミウマ類は実際に腹端からある種の忌避物質を出すことが知られているそうです。SOさんから教えていただきました。

日光を反射してきらきら光りながら動いていたので、最初は小さな甲虫かと思ったのですが・・・。

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苔の生えたコナラの幹を歩いていたのはお尻を持ち上げたアザミウマでした。

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毒針を頭上にかざしたサソリを思わせる姿勢で歩き回るところは獲物でも探しているように見えますが、ひょっとしたら捕食性なんでしょうか。

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腹部の先端が銃口のように見えるのですが、ここから敵に向かって毒液を発射?・・・なんてことはないでしょうね。

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一時動きを止めて体を伸ばしました。体長は3mmくらいです。

(2015.03.20・学が丘北公園)

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