アザミウマの一種
ヒメジョオンの花の中にいたアザミウマです。
以前クチナシの花に来ていた種(ハナアザミウマ?)に似ていますが、同じ種ではなさそうです。
体長は0.9~1.1mmくらいです。
(2019.06.09・明石公園)
ヒメジョオンの花の中にいたアザミウマです。
以前クチナシの花に来ていた種(ハナアザミウマ?)に似ていますが、同じ種ではなさそうです。
体長は0.9~1.1mmくらいです。
(2019.06.09・明石公園)
このところ、いつもの公園ではいろんな樹木の葉の裏にこの綺麗なアザミウマがたくさん見られます。ただし成虫ばかりで、ルーペ片手にいくら探しても幼虫らしきものが見つかりません。
前の記事で Trichromothrips elegans Masumoto & Okajima という種名を教えて下さった時鳥庵 庵主さんによればこの種はアオキで発生することが分かっているということなので、園内のアオキを当たってみることにしました。
これはそのアオキの葉裏です。多くの葉で主脈に沿ってこのような黒点状の傷が見られ、はぼ必ずその傍らに1匹から2匹の Trichromothrips elegans がいました。しかし幼虫はやはり見つかりません。
さらに拡大して見ましたが、ほんとに産卵痕なのかどうかよく分かりません。
お尻を上げて歩き回るものもいました。
この種が年1化だとすれば幼虫探しは来年の春まで待たないといけないのかも知れません。
(2019.05.23・明石公園)
ケヤキの樹皮にいたクダアザミウマの一種です。体長は約1.4mm。
木屑の間をくねくねと歩き回るのでうまく撮れませんでした。以前SOさん( 時鳥庵 庵主さん)にHaplothrips属と教えていただいたこちらやこちらに似ているように思いますが、同属なのかどうかよく分かりません。
隣はお馴染みのハイイロチビフサヤスデです。
(2019.03.01・明石公園)
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* 2019.02.12・タイトル変更 *
時鳥庵 庵主さまより、「Scirtothrips属だと思います。」とのご教示をいただきましたのでタイトルに属名を入れました。
ムクノキの樹皮下にいたアザミウマです。
季節の割には気温の高い日だったせいかすぐに歩き始め、数枚撮ってから角度を変えようとファインダーから目を離したのが間違いで、そのまま見失ってしまいました。手近な割れ目にでも潜り込んでしまったのでしょう。
体長は約0.8mmです。以前の記事でSOさんから「Dendrothrips属だろう」と教えていただいたものに大きさも色合いも似ていますが、前胸背板の形などはっきり異なる部分もあり、別種と思われます。
(2019.01.14・明石公園)
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アラカシの葉の裏にカイガラムシの幼虫がくっついていました。オオワラジカイガラムシのような気もしますが・・・。
今日の主題はカイガラムシの周りをうろついていた小さな黄色い奴です。
翅がないので幼虫かと思いますが、こういう形の触角は初めて見るような気がします。
(2018.04.10・明石公園)
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* 2019.02.12・タイトル変更 *
種名が分かないまま「クダアザミウマの一種」としていたのですが、時鳥庵 庵主さまより、クチキクダアザミウマHoplothrips japonicus (Karny)であると教えていただきましたのでタイトルを変更しました。
ツバキの幹を歩いていたクダアザミウマの一種です。
翅がありませんが、肩のあたりに付け根部分の名残らしきものが見えるので、おそらく何らかの理由で欠損したのでしょう。
過去に撮影したものの中から探すと、SOさんにカキクダアザミウマ Ponticulothrips diospyrosi ではないかとコメントをいただいたもの(こちらの“その2”)に似ているように思いますが、触角の色は違います。体長は約2.7mmです。
(2018.03.24・明石公園)
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以前の記事にタイワンフウの葉裏で撮影したアカオビアザミウマ Selenothrips rubrocinctus の幼虫や成虫を掲載しましたが、同じ場所のモミジバフウの葉裏を探してみると、やはりアザミウマ類の幼虫や蛹が見つかりました。蛹の一つは同じアカオビアザミウマのように見えますが、他の幼虫や蛹は種が異なるようです。
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* 2019.02.12・タイトル変更 *
コメントにあるように、時鳥庵 庵主さまより種名を教えていただきました。アザミウマ科のTrichromothrips elegans Masumoto & Okajimaという種で、「アザミウマの一種」としていたタイトルを変更しました。アオキにつくそうです。また「時鳥庵晴耕雨読」には同種のプレパラート標本の写真が掲載されています。
ヤブニッケイの葉の裏に、きれいな色あいのアザミウマがいました。
去年の今頃、イヌビワの葉裏で一匹だけ見つけたものと同じ種だと思いますが、今回は周囲の葉で多くの個体が見つかりました。
このヤブニッケイは多くの葉にニッケイトガリキジラミの寄生によるゴール(ニッケイハミャクイボフシ)が形成されていて、葉裏から見るとその部分が陥没して穴になっています。アザミウマの何匹かはその穴を覗き込んでいるように見えたので、このトガリキジラミのゴールに何らかの関係を持っているのではないかと想像してみましたが、それ以上の行動も見られなかったので多分無関係なんでしょう。
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* 2019.02.12・タイトル変更 *
当初タイトルの種名に自信がなく、疑問符を付けていましたが、このたび時鳥庵 庵主さまより B. brevitubus Takahashi に間違いない と確認をいただきましたので疑問符を外しました。
カクレミノの葉裏にいた大型のクダアザミウマですが、2、3枚撮ったところでポロリと落ちてしまい、背面の全体像しかありません。
以前のHepotaさんの記事の中に岡島先生によるBactrothrips属の検索表が引用されていたので参照させてもらうと、7種の中でB.brevitubusにほぼ一致するようです。本属中最も普遍的に見られる、とのことなのでおそらくこの種だと思いますが、一応種名には疑問符をつけておきます。
同種の雌と思われる画像は2014.02.07の記事に掲載していますが、今回は雄で、腹部(第6腹節)から一対の大きな角状突起が突き出しています。
(2017.03.20・学が丘北公園)
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